昨日スタートした、オンラインでの『笠井一男水彩画展』、たくさんの方々にご高覧いただき、ありがとうございます。さらに、多くの方々のご理解、ご協力をお願いします。
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『そうです。“フーシー”です。』
そういえば日本には、“ネガティヴペインティング”に匹敵する言葉がない。いつも説明する時に困っていた。
強いて言えば“塗り残しの技法”だが、これではただの説明に過ぎない。
その点、中国にはネガティヴペインティングに“フーシー”という思想的な裏付けがありそうな名前がついている。水墨の文化なのかな? とその時は思い、やっぱり中国は奥深いなぁと思ったにとどまった。
その日のワークショップを終え、夕食を頂きホテルに戻ってシャワーを浴びながらふと思った。
ひょっとして “フーシー” って “風水”?
透明水彩画の塗り残しの技法は、“風水”の思想を含んでいるといえるのかもしれない!
翌日、通訳の陳さんに『"フーシー”って風水のこと?』 と 聞くと、こともなげに 『はい、そうですよ。』 とのこと。
確かに “陰陽合一”
闇は光によって生かされ、
光は闇によって生かされる。
(吉岡学公式ブログより引用)
水彩画を描いていると本当にそう思う!
中国、恐るべし!
また一つ、水彩画が好きになった!
【参考サイト】
中国まるごと百科事典 「陰陽」
作品公開中
お知らせ
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【中止】
こういう時だからこそ、エネルギーを共有したい。
笠井一男 水彩画展 - 心・垂線 -
2020年4月9日(木)~15日(水)
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ワークショップ募集中!
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
※ 5月1日(金)のMHK文化センター横浜ランドマーク教室
5月15日(金)にNHK文化センター町田教室のワークショップは中止となりました。
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笠井一男・著 定価¥2,200.-(税込み) 大手書店にて絶賛発売中!
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■海外スケッチツアー
笠井一男と
秋光のコート・ダジュールを描く
お問合せ、お申し込みは、
㈱トラベルプラン 03-3561-5050
担当;高木・大隅
■国内スケッチツアー
笠井一男講師同行!
【中止決定】
天童温泉連泊で春の山形を描く 山寺と 大正浪漫漂う銀山温泉街3日間
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<P38>の “7つのインデックス” を中心にページを繰っていただくとより理解が進むようにできています!
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