横浜画塾は5月31日まで休講します。
休講が続き、せっかく勉強した記憶が薄れてはいまいか?
今日は、楕円について、忘れないようにおさらいしておこう。
車のタイヤ、自転車の車輪、船の丸窓、時計台、眼鏡橋… 円形を斜めから見ることってよくあること。
過去にも何度も書いてきたがとても間違えやすいことなので、見方を変えて図解で説明しておこうと思う。
円柱(円筒)は“回転体”だから、断面は“正円”だ。
ここまでは大丈夫かな?
白い直線が回転軸。 それと直角の断面は正円。
そして、それを斜めから見たら“正楕円”が斜めに見える。
決して垂直に立った楕円ではないよ!
多くの人が楕円を垂直に立てて描いているのを見かける。 見上げたり見下ろした時は決して縦に長い楕円ではないのだが…。 超短い円柱(円筒)が倒れていると考えれば分かり易いかもしれない。
それは自転車の車輪でも、車のタイヤでも同じことだ。
この古いコーヒーミルは、『楕円の宝庫』として、当塾自慢のモチーフ。(笑)
コロナ収束はまだまだ先の話。仮に緊急事態宣言が解除されても元のような生活はもどってきそうもない。人と人の接触に制限がある以上、教室の運営も変わらざるを得ない。
絵画教室は、皆で実物を描いてなんぼなのは当然だが、来塾のリスクが高い以上、リモート講座も絡めながらの運営を是ざるを得ないだろう。
デジタル環境はここ数年飛躍的に便利になり、高齢でも使いこなせる環境が整ってきている。地理的制約を一気に飛び越えて、日本中の方々と絵について勉強できるということでもあるので、スムーズに導入できれば快適な‟バーチャル横浜画塾”も夢ではない。
フムフム、楽しくなってきた!
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※ 5月1日(金)のMHK文化センター横浜ランドマーク教室
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4月29日(金)の広尾アートアカデミーの野外ワークショップは中止となりました。
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