当面、横浜画塾は5月22日まで休講です。
昨年の4月末に掲載した記事を再掲する。
あれから1年、事態は改善するどころかさらに深刻化している今、覚悟を新たのするために…。
以下、昨年の記事から引用 ++++++++++++++++++++++++++++++
横浜画塾開講以来、こんなに長期休講をしたことはないので不安がないと言えばうそになるが、反面、自分のことや画塾のことなどを立ち止まってゆっくり考える事ができている。
自己陶冶(とうや)の時。
改めて、以前 画塾について書いた記事を読み返してみた。
今も思いは変わっていない、というよりさらにその思いは強くなっているようにさえ思ったので再掲しておこうと思う。
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当教室の名前は、“横浜画塾”という。
18年前に21年間所属していた会社PARCOを辞め、絵画教室を始めた。
どんな名前にしようかとたくさんの候補を挙げて悩んだ末、わかり易くて覚えやすく、漢字4文字でロゴにもしやすいということで“横浜画塾”という名前に決めた。
その時に思ったのは、“学校”というほどの規模ではないし、“教室”というとちょっと堅苦しいし、“アトリエ”は何となくガラじゃないし…
そうなると私の高校時代に地元にあった“美術研究所”か、意外と関東では使われていない“画塾”というのがぴったりくるような気がした。
最近特に思うのだが、私は塾生が自主的に切磋琢磨し合い“自分の絵”を描くようになってほしいと思っているので、画塾の雰囲気が、それぞれに前向きに少しでも“自分らしいいい絵”を描こうという雰囲気になって来ているのがとてもうれしい。
“画塾”の名にふさわしい、
私も含めての“研究”“学び”“修練”の場。
決して“様式”や“型”を教えて画一化するのではなく、まだまだ未知数のそれぞれの絵の可能性を探求する場 として、とてもいい雰囲気になってきていると思っている。
横浜画塾は地下駐車場の入口の上にある。 窓から見ていると車がアトリエの下に吸い込まれていく。 ここに移ってきて早10年。 このサンダーバードの基地のようなアトリエをとても気に入っています。
【関連記事】 サンダーバード式
モチーフのセッティングも上手くいくとワクワクする。
18年もやっていると少しはさまになってきたような気がする…
水彩画教室として最良の形を模索しながら、
これからも塾生と一緒に精進していきたい。
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新型コロナ感染拡大により止む無く休講することで、楽しく切磋琢磨しながら絵を描くという環境を普通に存続できることがいかに貴重でかけがえのないことか…
今痛切に実感している。
忌まわしいコロナが終息して、一日も早くあの画塾が戻ってきてほしいと心から思う。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++引用、ここまで
あれから1年が経過し、さらに強く思う。
安心して絵が描ける“ふつうの日々”が、一日も早く戻ってほしい。
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