とにかくキッチリ全部描くことだと思う方が多いだろう。
でも、私はそうではないと思う。
では、“描き込み”とはどういうことなのだろう。 よく、デッサンを描いている人が『描き込んだら真っ黒になっちゃった。』と言ったりするし、水彩画でも『描き込んだら汚くなっちゃった。』なんて言っているのを耳にする。
本当にそうなんだろうか?
私は、“描き込み”とは、“作品の完成度を上げる”ために画面全体の構成を意識しながらそれぞれの部分の“役割”や“差異”を明快にしていくことだと思っている。
だから、キチッと描き込めば、主役は主役らしく、脇役は脇役らしく、白いものはより白く、影(陰)はより影(陰)になっていくはずだ。
『描き込んだら全部同じようになってしまった。』とか、『描き込んだら汚くなってしまった。』というのは、全体が見えていないために陥る “描き過ぎ” だと思う。
私は、“描き込み”は決して手数の問題でも時間の問題でもないと思う。
“構成”と“差異”の問題ではないか、と。
全部ほぼ一発決めで決めようと思って描いた作品。
2022年 イタリア・ファブリアーノの水彩画イベントに出品した作品。
手数少なく、水たっぷりで描いてみた。
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