『そうです。“フーシー”です。』
そういえば日本には、“ネガティヴペインティング”に匹敵する言葉がない。いつも説明する時に困っていた。
強いて言えば“塗り残しの技法”だが、これではただの説明に過ぎない。
その点、中国にはネガティヴペインティングに“フーシー”という思想的な裏付けがありそうな名前がついている。水墨の文化なのかな? とその時は思い、やっぱり中国は奥深いなぁと思ったにとどまった。
その日のワークショップを終え、夕食を頂きホテルに戻ってシャワーを浴びながらふと思った。
ひょっとして “フーシー” って “風水”?
透明水彩画の塗り残しの技法は、“風水”の思想を含んでいるといえるのかもしれない!
翌日、通訳の陳さんに『"フーシー”って風水のこと?』 と 聞くと、こともなげに 『はい、そうですよ。』 とのこと。
確かに “陰陽合一”
闇は光によって生かされ、
光は闇によって生かされる。
水彩画を描いていると本当にそう思う!
中国、恐るべし!
また一つ、水彩画が好きになった!
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【参考サイト】
陰陽とは - コトバンク
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