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筆の延命法《改訂・再掲》- Extended brush life -

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あなたは筆をどのように保管してるかな? 

 

洗った後、穂先を上にしてコップなどに立てて乾かしていないだろうか?

 

まさか、筆巻きに巻いたままにしているなんてことはないよね? 

 

これは絶対にしないほうがいいよ~!

※これは、ラファエルの筆やシュミンケの絵の具を輸入している丸善美術商事㈱の元会長、故・小林善安氏から生前に『くれぐれも生徒さんに伝えて欲しい。』と言われたこと。 会長の意思をみなさんにもお伝えしておかなければ。

 

 


 

 

 

基本は、穂先を下にして乾かすこと!

なぜかというと、水分が穂先の根元に溜まってしまうとしばらくたってバクテリアが発生して根元を食い荒らすのだそうだ。
リス毛のモップ筆(羽管)は特に水が溜まりやすいので要注意!

ラファエルの羽管筆が買ってからそんなに経っていないのに毛が抜けた経験のある方はこれが原因だと思われる。

 

 

 

では、どうやって干しておくか。

これが意外と難しい。私は以前、目玉クリップで筆のお尻をはさんで壁に画鋲で吊るしていましたが、筆のおしりの塗装が剥がれてとても可哀想な筆になってしまった。

 

 

それを見たある生徒さんが、『いい方法がありますよ!』と言って譲ってくれたのがこれ!

 

普通のゴムひもにシャンパーなどについているコードストッパーをつけただけのシンプルなものだ 。

 

こんな感じ。

 

 

 

 

 

その後もっと便利なものを見つけ、今はもっぱらこちらを愛用している。

 

筆がゴムで固定されているので逆さまに干せる!

 

 

二つに折って筆立てに変身。

 

 

Sandol ブラシケース

どうやら今は私のこのサイズは絶版らしく、長い筆も入る大き目のものしかないようだ…。とはいえ、ゴムで止めてあって筆は落ちなければよいので、他にもあると思う。

 

ぜひお試し下さい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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