毎月第1・第3水曜日の午後は風景デモンストレーション講座。
今日は、イタリア、シエナのカンポ広場に向かう路地をモチーフに、大きな明暗(光と陰)を意識して陽光溢れるイタリアらしい風景を描いてみよう。
Googleストリートビューではこの辺り。
カンポ広場の塔が真っ白に飛んでいる!
私が現地で撮った写真。
赤枠でキャプチャリングした。
《Step by Step》
鉛筆下描きは塗り残しと構図の確認のみ。
”ぬり絵”のための線画ではないことを肝に銘じて。
ファーストウォッシュは、それぞれのベースとなる色(明るい所)を一気に流し込む。
ディテールよりまず先に下地としての大きな明暗関係を作ることで、光と奥行きが担保されている。あとは窓や点景、車などを入れて対比関係を明快にしていく手順の意味をわかっていただけたと思う。