『あらゆる教育プログラムの効果はエヴィデンス・ベースト(根拠ありき)で示されねばならぬ、数値的にその効果が示せないような教育プログラムは無価値である』 という妄想に日本の教育行政の当事者たちも教育評論家も教育ビジネスマンも取り憑かれている。 これは「病気」を通り越して、ほとんど「狂気」と呼ばねばならないと私は思っている。
以上、ブログ「内田樹氏の研究室」より引用 ※ブログ記事全体は、内田樹研究室“学びと暗黙知”をご残照ください。
横浜画塾を始めてもうすぐ15年が経ちますが、 開講当時から“儲ける”とか“家元になる”とか“権威願望”などといった下世話なことを思ったことは一度もありません。
※ もちろん、生活ができなければ画塾どころではありませんから、場所(教室)を確保できて食べていける最低限度の講習料はいただいています。 でも、収支はほぼトントンです。
一番の目的は、絵(水彩画など)の楽しさを出来るだけ多くの方々と共有したいとということですから、これでいいのです。
超高齢化時代を迎えたこの国のシニア世代にとって、“時間消費”というのは大きな楽しみでもあり、課題でもあります。 その貴重な時間を少しだけお預かりして、濃厚で深遠な絵の世界を楽しく切磋琢磨しながらともに“学べ”たらと常々思っています。
もちろん、若い人たちにも水彩画の楽しさ・深さを知ってもらって、日本の水彩画がもっともっと盛んになっていけば最高です。
そして、これらすべての“効果”は、数値に出るものでもなく、どういう状況を持って“成功”とするかの基準もありません。 大切なのは、悩み苦しみながらも とてもいい時間を過ごせているということです。 だから、画塾運営を指して“商売”とか“商品”として扱われることは大変心外です。 ※特に、何かモメゴトあったわけではありません。ご心配なく(^^ゞ
私も、生徒さんも、ただただ絵が好きで、楽しく、切磋琢磨しながら、いろんな意味での“レベルアップ”を目指し日々精進しているだけです。 そこには利害も、面倒な人間関係も、余計な競争も何もなく、純粋に絵に悩み絵を楽しむ時空があります。
塾生の皆さん、今年は9月に市民ギャラリーあざみ野で横浜画塾展(教室展)があります。精進していい作品描きましょう!
そして読者の皆さん、塾生の一年半の結果をぜひご覧ください!
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お知らせ
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右近としこ、小野月世、加藤 英、笠井一男
1月4日(水)~1月16日(月)
ギャラリー 森の響
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2017年1月5日(木)~14日(土)
11:00~18:00(8日・9日休み)
ギャラリーび~た
東京都中央区京橋2-8-5京橋富士ビル
TEL; 03-3561-5050
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2017年4月13日(水)~4月19日(火)
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