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ミイラの発掘画法《改訂・再掲》- Painting Way of Exhumation -

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水の力を生かして描く透明水彩画の人気が高まっているのを実感している今日この頃です。
 
昔、“水彩画”というと鉛筆やペンでしっかりスケッチして薄い絵具を重ねてアッサリ仕上げる“淡彩画”をイメージしたものでした。 
 
最近は、水を多用し、にじみ、ぼかし、グラデーションなどを生かした“雰囲気のある”水彩画が世界的に人気があるようです。 
 
昔の水彩画(“塗り絵”的発想)の延長線上でこの方法をやろうとしてもうまくいかないでしょう。 なぜなら、根本的に考え方が違うので。
 
私は、にじみ、ぼかし、グラデーションは最初にほとんど施しておいて、後からネガティヴ・ペインティング(塗り残し)で重要なところを浮き上がらせていくような手順で進めていくのがコツだと思っています。 
 
明るいところや鮮やかなところを先 にしっかりと置いて、ぼかし、にじみ、グラデーションを多用して下地 として作り、 乾いてから徐々に暗いところを描いて重要な部分を塗り残して 掘り起こしていく 感じ。 
 
なんだか、ミイラの発掘作業にも似ている気がします。
 
 
ファーストウォッシュ…。
 
 
 
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