以前も書きましたが、私は“努力”という言葉が嫌いです。『万事、好きならとことんやるし伸びる、嫌いならいくらやっても身につかない。それしかない。』と思うからです。
その中間、つまり『好きじゃないけど、やらなきゃいけない。』とか『好きだけど、他にやることがあって集中できない…。』とか、『ちょっとやってみて判断…』という状況は、『好きじゃないのに無理してやる』ふうにしか見えないのです。こういう状況の中で無理することを、私は“努力”と解釈しています。
特に美術に関して言えばもっとはっきりしていて、苦労して描いたからいい作品になるわけではなく、さらりと短時間で描いたから(私の大好きなルーズ・ペインティングなど)価値がないということもない。
ところが、どこかのコンペティションだとサラリとやったんじゃ絶対評価されないということも事実… それっておかしいでしょ?
経済、時間、体力、精神力を超えた“超価値”ともいえるものがあるように思えます。
だから、私の嫌いな“我慢”“忍耐”“根性”という幻想は、“好き”という魔法の一言でいっきに消え去り、同じことをやっても“楽しいこと”になるのではないでしょうか。
※この写真は記事の内容と直接関係はありませんが、楽しく、みんなで喜びを分かち合うという意味では、あながち関係なくもないか…。(^^;
絵が好きだから一生懸命描くのです。
『私は努力している』なんて思い上がっているひまはなかったんじゃないかな・・・。
絵に“努力賞”なんか、ないですね。
特に水彩画は頑張るとドロドロになりますから。
↑私が水彩画を好きな理由の一つ。
頑張るなら、枚数で。(笑)
お習字と一緒ですね。
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