筆や紙 絵の具も揃い あとは腕 ※注1
今までにアップした“道具”についてのトピックスを列挙してみました。
筆 最近、私がよく使う筆はこの7本です。
このほかに平筆も少しだけ使います。
These are my favorite brushes.
上から、 ●Tools 刷毛(小) ●ラファエル 805 8号 (リス) ●レンブラント 110 PURE RED SABLE 24号(コリンスキー) ●ラファエル 8404 11号(コリンスキー) ●清晨堂 水彩人 KollinskiⅠ ●中国製極長穂(ネズミのひげ) ●MACK ソードライナー1
※筆は穂先を下にして乾かすと格段に寿命が延びます!これはラファエル輸入元の丸善美術商事前会長からの受け売り。確かに、全く違います。実証済み。
絵の具
私のパレットは、こんな感じです。
最近はほとんどシュミンケ・ホラダムのチューブを使っています。
左上から右へ(すべてシュミンケ・ホラダム)
to the right from the upper left (All Schmincke Horadam)
1段目
■フタログリーン(519)半透明 Phthalo Green
■ネイプルス イエロー レディッシュ (230) 不透明 Naples Yellow Reddish
■インディアン レッド (645) 不透明 Indian Red
■パープル マゼンタ (367) 透明 Purple Magenta
2段目
■コバルト グリーン ターコイズ (510) 不透明 Cobalt Green Turquoise
■ロー シェンナ (660) 半透明 Raw Sienna
■カドミウム レッド オレンジ (348) 不透明 Cadmium Red Orange
■スカーレット レッド (363) 半不透明 Scaerlet Red
3段目
■コバルト ターコイズ (509) 半不透明 Cobalt Turquoise
■現在変更に向けて試行中…。
■カドミウム イエロー ディープ (226) 不透明 Cadmium Yellow Deep
■トランスルーセント オレンジ (218) 半透明 Translicent Orange
4段目
■デルフト ブルー (482) 不透明 Delft Blue
■ウルトラマリン ファイネスト (494) 半透明 Ultramarine Finest
■コバルトブルー ディープ (488) 半透明 Cobalt Blue Deep
■トランス ルーセント イエロー (209) 透明 Translucent Yellow
私の使う色はこれですべてです。
※このほかにはガッシュの白を少々、シルバーを使うこともたまにあります。
紙
私は、アルシュの荒目(300g)をシートで買って半分に切って使っています。仕上がりサイズは36㎝×51㎝になります。
大きいものはロールを切って使います。いろいろ使ってみて、結局落ち着いたのがこの紙でした。
ところで、 しばしば、「初心者には(失敗しても修正可能な)消せる紙の方が良い」という声を聞きます。本当ですか?
消せる紙(修正可能)というのは、おおむねウッドパルプ系 (以下、パルプ系) の紙のことを言っているのだと思います。値段も手ごろで、画材屋さんなら何かしらのパルプ系水彩紙は置いているので手に入りやすいという意味では“初心者向け”というのもうなづけます。
一方で、コットンパルプ系 (以下、コットン系) は高価ですし、絵具の浸透もスムーズなので乾くと洗い流すことは難しくなります。つまり、修正できない紙ということですね。画材屋さんも高級紙として初心者には勧めないかもしれません。
本当に、パルプ系は初心者向き、コットン系は上級者向きということなのでしょうか?
私の見解は違います。 ※詳しくはこちらの記事をご参照ください。
【関連記事】 初心者用の水彩紙? 2013年11月5日の記事
※注1 川柳は “あとは腕” とまとめましたが、本当はイマジネーションですよね。
強いイマジネーションが“腕”を鍛えるんだと思います。(^^)/
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