毎週水曜日の午後は、デモンストレーションデー。
透明水彩絵の具で夜景を描くのはいくつかの関門がある。
今日は、ベネチアのサルーテ教会をモチーフに夜景に挑戦してみた。
《関門》
1.照明類の光はすべて塗り残し。
⇒ネガティブペイントのテクニック
2.暗い部分の的確な暗さと色選び、汚さない的確な平塗り。
⇒ウォッシュのテクニック。
3.濡れている時にする事、乾いてからする事の判断・手順。
⇒先読みと判断力、スピード。
4.輪郭のコントロール。
⇒ハードエッジとソフトエッジ。
5.バルールのコントロール。
⇒光を感じる明度の調整。
Google ストリートビューで見るとこんな感じ。
ここはいゴンドラ乗り場なので、いつでも人通りが多く、
以前も世界中から来た旅行者たちといろいろ話しながら描いた。
ここはいゴンドラ乗り場なので、いつでも人通りが多く、
以前も世界中から来た旅行者たちといろいろ話しながら描いた。
《プロセス》
鉛筆下描きは最小限度。
構図と塗り残しの確認のみ。
ファーストウォッシュは空と建物の明る地所の色のみ。
塔の先端以外はすべてソフトエッジ。
乾いたらメインのカテドラルの細部を描いていく。
さらに細部を描いて完成。
ウォッシュ、バルール、ネガティブぺインティング、エッジコントロール等々、使いこなせてきている。 皆さん、光を感じる夜景になったようだ。
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7月2日(火)~7月11日(木)の10日間、
お問い合わせ; ㈱トラベルプラン 担当 田中
TEL; 03-3561-5050
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