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Channel: 塾長の日記
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歪(ひずみ) や 歪(ゆがみ) -Charm of Noise and Distortion-

先日このブログ記事でも書いた“グルーヴ感”にも相通じる、“正確性”や“合理性”とは対極の“ズレ”や“違和感”に無性に魅力を感じるようになってきた。 リズムやテンポの“ズレ”や音の強弱のうねりを作ることで“ノリ”を生み出すのが“グルーヴ感”だとすれば、敢えてノイジィな(歪んだ)音の効果で時空の厚みや不安な心境やゆれる思いを表した独特な“ノリ”の曲もある。...

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寿司と特急列車の話 - Sushi, and Train seats -

人口当たりの寿司店の数が日本で最も多い県をご存知だろうか。  ある調査によると、なんと山梨県らしい!“都道府県別統計とランキングでみる県民性”   先日式を挙げた息子夫婦と甲府の実家に行ってきた。 家族揃えば、やはり、寿司。 外食やデリバリーの消費量も常時20位以内にいるようで、“海無し県” にとっての何よりのご馳走が海の幸ということだろうか。     さて、もう一つのトピック。...

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ホーマーの白!《改訂・再掲》 - W. Homer's White! -

たまたま出会ったサイト “HARTFORD ART SCHOOL in Sicily” で ホーマー(Winslow Homer) (1836-1910) を紹介していた。  彼の塗り残した “紙の白”は、深く表情豊かで、… 別格! この白が描きたくて白い船、白い小屋、白い服、白い波を選んでいるのだろう。 そして、その白と絶妙なハーモニーを生み出す黒人の褐色の肌、海の深い青、樹々の暗い緑!...

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デモンストレーション デー - Demonstration Day -

毎週水曜日の午後はデモンストレーションデー。 今日はソフトエッジとハードエッジの対比を活かしてベネチアのモトスカフィ(水上タクシー)を描いてみた。 Google ストリートビューで探したがさすがに運河の迷宮からこの場所を探すのは至難の業。   下(もと)となった写真資料(2年前に行った時に撮ったもの)はコレ。   いつも通り、エンピツ下書きは最小限。ボートと水面に焦点を絞るので...

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スケッチデー《横浜山手》 - Sketch Day《Yokohama-Yamate》-

スケッチの最適の季節! 木曜日の総合コースで横浜山手のエリスマン邸周辺のスケッチに出た。  あいにく朝から厚い雲に覆われ日差しはないが、気持ちのいい木洩れ日を思い出しながら描いてみようと思う。  あちこちロケハンした後、私はバス停近くの歩道からクラシカルな電話ボックス周辺を描くことにした。  約1時間。 こんな感じで完成にした。...

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結果?過程?《改訂・再掲》- Results? or Process? -

結果重視か、過程重視か。 観察から始めるか、描き方から始めるか、ということでもある。  結果だけ良ければいいのか…いい作品を産み出すために、自分なりのイメージ(閃き)を持って試行錯誤、反復練習を経験していること自体が楽しいことだし、その結果がいい形で出てくればさらに楽しい。 以前も書いたが、楽して結果だけよければいいのなら、美術の醍醐味のほとんどを自ら放棄しているということになる思う。...

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輪郭線?バルール?色?《改訂・再掲》-Outline, color, or value?-

輪郭線はそんなに重要なのだろうか?時にはない方がよくないか?   あなたは、輪郭をしっかり描いてから絵の具を塗っていくのだろうか? 輪郭の中を一つ一つ塗り潰す進め方ではないだろうか?  →  《ぬり絵方式》  ⇒輪郭線は“中を塗る”ための境界線それとも、輪郭は必要最小限にして、色と陰影で描いていくだろうか?輪郭線の中を塗り残すことを意識して描き進めるだろうか?  →   《ぬり残し絵方式》...

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青空は暗い!?《改訂・再掲》 - Blue sky is dark!? -

まぶしい太陽、明るい空… 空は明るいものと思っている人が多い。  実際、光の量としては相当明るいはずだ。なのに、なぜか空気が澄んで晴れた空ほど宇宙の漆黒につながる暗さを感じたりする。太陽が明るすぎるせいなのか、私の気持ちのせいなのか…。たぶん反射するものがないからだと思う。  先日撮った家と空の写真をモノトーンに直してみた。 明らかに建物は明るく、空は暗い。...

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“鮮度”の高い新緑を描く - About the freshness of color -

新緑の美しい季節。 この新鮮な緑を、“鮮度”に注目して描くためのコツ。 これは、透明水彩画のついて重要な要素と考えている。    『“色の三要素”は聞いたことあるが、“色の四要素”は知らないなぁ』 という人がほとんど・・・  というか全員そうだろう。 なぜなら、私が勝手に作ったから。(笑)   一般的に色の三要素とは、色相(色合い) ・彩度(鮮やかさ)...

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前半大胆に、後半慎重に!《改訂》- Boldly start, carefully end -

最初は慎重にスタートして徐々に回転数を上げて行く…。  これは車のエンジンでも、人間関係でも、楽曲作りでも、映画や小説や漫才でもなんでもだいたい共通していることのように思う。  だから、水彩画も、真っ白な紙にいきなり濃い色を塗るというのは控えて、最初は薄い色を慎重に塗る?  本当にそれでいいのだろうか?    透明水彩絵具は、 紙に一回塗った色が一番きれいだということは昨日も書いた。...

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デモンストレーションデー 《夜景》- Demonstration Day -

毎週水曜日の午後は、デモンストレーションデー。 透明水彩絵の具で夜景を描くのはいくつかの関門がある。今日は、ベネチアのサルーテ教会をモチーフに夜景に挑戦してみた。 《関門》1.照明類の光はすべて塗り残し。  ⇒ネガティブペイントのテクニック2.暗い部分の的確な暗さと色選び、汚さない的確な平塗り。  ⇒ウォッシュのテクニック。3.濡れている時にする事、乾いてからする事の判断・手順。...

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現場? 写真? 《改訂・再々々掲》 - Plein air? or Photograph? -

屋外でのスケッチに最適な季節!私は、屋外スケッチが大好きだ!特に“現場主義”的なこだわりはないが、現場でもアトリエでも心がけていることがある。...

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やるなら、チャンとやろう! - Let's do it seriously! -

先日書いた記事の中で、下記の一文を見て 「何かあったんですか?」 と聞かれた。 『幸いというか、当然というか、私の回りにそういう人はいない。たとえいたとしても、不思議なことにだんだん離れていく。』【関連記事】 結果?過程? はははは、なかったと言えばなかったし、あったと言えばあった…、かな。(笑)誤解のないように過去17年間画塾をやって思ったことを改めて書いておこうと思った。...

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ワークショップ募集 - Information for Workshops -

7月~9月のワークショップの募集が始まるので、お知らせしたい。     ■クラブツーリズム ※キャンセル待ち受付中 旅のスケッチブック 100号記念講座  2019年7月19日(金)     『笠井一男 スプレーワーク&ファーストウォッシュ  鮮やかな新緑と水面のゆらぎを描く』    ■NHK文化センター 横浜ランドマーク教室 2019年8月9日(金)     TEL; 045-224-1110...

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画家 堀文子 100歳《改訂・再掲》 -Fumiko Hori 100 y/o-

こういうふうに歳を重ねて行けたら最高にカッコイイと思う。    『群れない。慣れない。頼らない。』  堀 文子    堀文子さんがある雑誌(「既知」新年号)で書いていた文章を転載させていただく。  以下、引用********************************◆皆さん、褒めてくださいます。貶す方はおりません。危険なことです。...

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塾生に学ぶ《改訂・再掲》- Learn from students -

偉そうな先生については以前も書いた。本当に真摯な思いで生徒さんを見ていればわかると思うのだが、私など足元にも及ばない才能に恵まれた人がたくさんいる。決してお世辞でも誇張でもなく、純粋にそう思う。 毎日の講習の中で常にその思いを新たにしている。私は、そんな才能の前で偉そうになんかしていられない! あるときは焦り、あるときは嫉妬しながら指導をしている。 本当に…   【関連記事】...

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ユトリロが愛した街  - The city that Utrillo loved -

1990年代前半、会社の仕事でパリを訪れた時、当時パリ在住だったKさんに古い町並みが残る地区に連れて行ってもらった。 そこにはユトリロの描いていたパリがそのままあった。 微妙にゆがんだ建物、汚れた壁… ユトリロはそのまま素直に描写していたことに驚いた。私としてはかなりデフォルメして、古くさびれた印象を作っていると思っていたから。  10月にパリにスケッチに行く予定がある。...

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スケッチデー

良い季節なので、通常講習を変更して午前・午後 合同のスケッチ・デーを実施した。 先々週と同じく、横浜山手に11時集合。 昨日と打って変わって最高のスケッチ日和だ!!!   わたしは、皆さんの構図が決まるまで観て回り、12時半過ぎからぼちぼち描き始めた。 約1時間で終了し、再度診て回ってアドバイスした後、2時半に集合して講評会というスケジュール。   とても気持ちのいい日。...

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野外スケッチのマナー《改訂・再掲》- Rule of plein-air sketching -

野外スケッチに絶好のシーズン到来!水彩ファンにとっても最高の季節。皆さん外に出てか描きたくてウズウズしていることと思う。 しかし最近、『“営利目的(?)”の団体のスケッチはお断り』 という趣旨の連絡がカルチャースクール各社にあったらしい。※あくまでも企業の団体の講座の使用を対象としているので、個人的なスケッチは当たらないらしいが。   そういえば、以前川崎民家園に入場する際、こんな事があった。...

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町田でワークショップ《近江八幡》- Workshop in Machida -

今日はNHK文化センター町田教室でワークショップを行った。 NHK文化センターは5月が人事異動の時期らしく、教室ごとに担当していただいている担当者が何人も変わることになった。やっと名前を覚えたくらいの時に変わることが多いので戸惑うことも多い。...

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