以前、NHKのテレビ番組「脳と心」で知った岩下哲士という画家の絵は、私にとってとても刺激的で考えさせられるきっかけにもなった。
動画内に登場する 脳に障害を持つ画家 岩下哲士氏の作品
彼は「触ることで“みる”」らしい。
触れないモノは絵に描いても生気が宿らないようだ。
改めて“みる”ということを考え直させられる…。
分かっていたつもりだが…。
ふと以前ブログ記事として書いた内容を思い出し探してみた。
やっぱり。 全く同じことを書いていた。
とても重要なことなので、
何度でも繰り返し言っていこうと思う。
“みる”ことは
“見る”、“観る”、“診る”
と “看る”と“視る”
『対象をよく “観察” して描きましょう!』 と、私もよく言う。
“観察” とは、よく “みること” 、そして “気づくこと” だと思う。
水面に移った雲がきれいだった。
他に見ている人はいなかった…
要は、気づくか、気づかないか。
“みる”とは
- 【見る・視る】目を使って、物の形や色を知る。
視覚によって対象をとらえる。
注意して見る。注視する。観察する。 - ある場面に遭遇する。
「上司にごますりをする奴だけが、いい目を見るのだ。」
「物事の悪い方にも気を配らなければ、失敗を見ることになる。」 - 【観る】視覚にいるものを楽しむ、観賞する。
- 【看る】病人の世話をする。介護する。
老いた母の世話を看る。
看取る、看護 - 【診る】患者の具合を調べる。
診察、診断 - (補助動詞)ためしに。
軽い気持ちで。
挑む気持ちで。
どれだけたくさんの “問いかけ” ができるか。
どれだけたくさんの “答え” を引き出せるか
という事。
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