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“みる”ということ《加筆・再掲》 - What a Obsarvation"? -

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以前、NHKのテレビ番組「脳と心」で知った岩下哲士という画家の絵は、私にとってとても刺激的で考えさせられるきっかけにもなった。

 

動画内に登場する 脳に障害を持つ画家 岩下哲士氏の作品



彼は「触ることで“みる”」らしい。

触れないモノは絵に描いても生気が宿らないようだ。

改めて“みる”ということを考え直させられる…。


分かっていたつもりだが…。

 

 

 

 

ふと以前ブログ記事として書いた内容を思い出し探してみた。

やっぱり。 全く同じことを書いていた。

 

 

 

 

 

とても重要なことなので、

何度でも繰り返し言っていこうと思う。

 

 

る”ことは   

“見る”、“観る”、“診る”

と “看る”と“視る”

 

 

 

『対象をよく “観察” して描きましょう!』 と、私もよく言う。

 

 

“観察” とは、よく “みること” 、そして “気づくこと” だと思う。

 

 

 

image

水面に移った雲がきれいだった。
他に見ている人はいなかった…

要は、気づくか、気づかないか。

 

 

 

 

 

“みる”とは

  1. る・る】を使って、る。
    視覚によって対象をとらえる
    注意して見る。注視する。観察する。
  2. ある場面に遭遇する。
    「上司にごますりをする奴だけが、いい目を見るのだ。」
    「物事の悪い方にも気を配らなければ、失敗を
    見ることになる。」
  3. る】視覚にいるものを楽しむ、観賞する。
  4. る】病人の世話をする。介護する。
    老いた母の世話を看る。
    看取る看護
  5. る】患者の具合を調べる。
    診察診断
  6. (補助動詞)ためしに。
    軽い気持ちで。
    挑む気持ちで。
 
その全部だ。 
 
 
 
ただ見ているだけでは、なにも入ってこない(解らない)。
言ってみれば『ボーっと生きてんじゃねーよ!』ってことでもあるかな…。
 
 
対象(モチーフ)に対してこちらから “問いかける”こと、“関わる”ことで、初めて対象から“答え”が返ってくる。
 
 
 
 
そして、 “みる” を再度検証してみて新しい発見があった。 
 
それは “みる” という意味の中に 上記 6.の最後にある “挑む気持ち” があること。 対象に対して “挑む” ことも “みる” ことの一つなんだ。
 
 
とにかく、
『試してみる。』 『やってみる。』 ということ。
 
 
 
対象に対して
どれだけたくさんの “問いかけ” ができるか
そして、
どれだけたくさんの “答え” を引き出せるか
という事。
 
 
それが、“みる” ということだと思っている。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

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