いつも展覧会出品作品をチェックをしながら “なぜ展覧会をするのか” についていろいろ考える。
いつものことだが、備忘録としてここに記しておこう。
私にとっての展覧会の意義(目的)とは
■ 晒してなんぼ(自分へ) 観ていただいてこそ次への方向性が見えてくる。 観ていただいてこそ自分が“何者”なのかはっきりする。
■ 塾長、絵描きやってます(塾生、水彩ファンへ) 塾生や水彩ファンに作品と絵描きとしての活動を見ていただく。
■ 元気にやってます(お世話になった方々へ) 生まれてからこの方、お世話になったできるだけ多くの人に元気な姿を見ていただく。
■ 私はこっち(全ての水彩作家へ) 千差万別の水彩画の中で、私の方向性、目指すものを見ていただく。
■ インディーズだぜ(水彩界へ) 水彩画の団体やグループに、個人でやっているスタイルを見ていただく。
■ 水彩画も油画も日本画も同列(全ての絵描きへ) 水彩画の可能性を他の絵描きの方々に再認識してもらう。
■ 透明水彩画は深くて難しくて面白い(全ての人へ) 全ての人に水彩画の魅力と可能性を感じてもらい、水彩画の啓蒙を促す。
まぁ、だいたいこんなことだろうか。
“絵を売ること” は “目的” ではない。
売ることが目的になると、“売れる絵”を描く理由ができてしまう。それは本望ではない。
昨年の丸善丸ノ内本店での個展風景
12月16日からの醍醐さんとの二人展も個展とは違う緊張感を伴う充実した時間になると思う。
コロナ禍で中止となった4月の個展で出品する予定だった作品。
今回の二人展で日の目を見ることになりそうだ。
終わってみて、とても大きなエネルギーとヒントをいただいたと思えるような展覧会にしたいといつも思っている。
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お知らせ
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■11月19日(木)~24日(火)
※日曜日・祝日も 開けます!
横浜画塾 水彩画特別展
■12月16日(水)~26日(土)
醍醐芳晴・笠井一男 二人展(仮称)
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笠井一男・著 定価¥2,200.-(税込み) 重版決定!
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