この記事の掲載は、私的には一年の禊(みそぎ)と来年への意気込みを再確認する意味で年末恒例にしている。
コロナ禍も終焉(?)を迎え、世界が次のフェイズに移ったにもかかわらず、この国はまだまだその痛手を引きずっているように見える。
それでも私(私たち)は、足を止めずに前に踏み出さねば…。
もう一度喝を入れ直すために。
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『何年やっても才能ないから』とか、『若い時にしっかりやっていれば』とか、『いまさらやっても』といった“悲観論(弱音)”をよく聞く。
一体、限界や可能性は何によって決まるんだろう?
“体力”が基本となるスポーツのように、老化による衰えという不可避的な要素がある場合、そこには確かに“(記録などの)限界”は厳然とあるのだろう。
一方、脳が全体の10%しか使われないというのはデマだったとしても、『あなたの脳(腕前)はこれ以上伸びない。』と断定できる人はいないんじゃないか。
じゃぁ、だれがその“限界”を決めるかというと…
自分が決めるんだよね。
私自身、自分の中に“弱音”を吐く自分がいたらがっかりする。
『自分で限界を設けないで。』
"Don’t place limits on yourself."
(宇宙飛行士の油井亀美也氏の言葉)
若者の間で 『ムリ ッ!』という強い否定をよく聞く。
この 『ムリ ッ!』 を聞くと、私の中で日本の将来が暗転する。
『ムリッ!といった瞬間があなたの限界なんだよ。』
と、言いたくなる。
若い人の言い方で 『ムリ ッ!』、
年配の言い方で 『いまさら…』 『もう少し若かったら…』 『もういいんです』。同義語だ。
少なくとも私に限って言えば、『駆け出し』で、『発展途上』で、『伸びしろたっぷり』で、『まだまだこれから』。
自分で自分が楽しみと言ったら嫌われそうだが、それに近い感じだなぁ。 頭に“バカ”の付く超オプティミストなのでね。
裏を返せば、まだまだ低レベルということかな…。(苦笑)
100歳超えても現役バリバリだった篠田桃紅さんのように、年齢を重ねなければ描けない(書けない)作品がある限り、死ぬまで“現役”でいたい(いられる)と思っている。
※昔、PARCOのポスターで “死ぬまで女でいたいのです。”というのがあったなぁ。
すごいなぁ…。 かっこいいなぁ…。
何度アップしてもいい!
来年も、新たな決意でさらなるフェイズに臨むために!
「成熟」なんて、退屈よ!
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