新年早々、昨日 漠然とした目標を書き出してみた。
その後よく考えてみたら、“目標”は“ゴール”ではないという、当たり前のことを改めて認識したので、新年の勢いで記しておこうと思う。
絵を描くというアクティビティの “ゴール” が、
・入選・入賞すること?
・師匠に追いつくこと ?
・写真のように描けること?
等々…
それではつまらないと思う。
まさか、ゴールに到達したら終わりなのか?
元々自分自身の探求、追求であったはず。
ゴールが見えてる気がしても、着いたらまたその先に次のゴールが見えてくるのは自明のこと。
果たして、ゴールなんかあるのか?
大谷翔平選手も井上尚弥選手も“通過点”という言葉をよく使う。
決してゴールではない。どこまで行っても“通過点”という意識は、志の高さの証だろう。
絵を描くというアクティビティにおいて、真摯に自分と向き合い、純粋に探求するなら死ぬまでゴールなどないと思う。安易に目先の“似非ゴール”に最短距離で到達して何が楽しいのか。
面倒なコト・モノ を オミット(省略)したり スル-(無視)することが、まるで効率がいいように思っている人が多すぎるんじゃないかな。
これは絵に限ったことではなく、マニュアル(手引書)、テンプレート(ひな形)、ハウツー(技法見本)、コスパ(費用対効果)に頼って、深く物事を考えなくなっている現代社会の深刻な問題だと思う。
※参考図版 この記事と直接の関係はありません。
先日も引用したデッサンについてのエッセイが全てを物語っているではないか。
【関連サイト】
ある意味で、デッサンの何たるかをよく表しているエッセイ。
いい話です!是非一読をお勧めします。
12時間円柱を描きつづけてはじめてわかったこと。「気づく」までにはたくさんの時間がかかるのに、みんな先に教わってしまうんだね。
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