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今年の画塾展(教室展)予告 -Student exhibition preview-

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年が明け、本年4月2日から予定している横浜画塾展(教室展)を前に、過去の記事から横浜画塾のことについて書いた記事をピックアップして、より深く知っていただいて関心を持ってもらえたらと思う。




個展かと思ったら教室展だったという経験はだれしもあるんじゃないかな…。 

どの絵もみんな同じタッチ、色使いも大きさも同じ。名前を見て初めて違う人の絵と気がつくような展覧会のことだ。 

 

 

 

横浜画塾展は、その手の展覧会とは一線を画していると思う。

 

 

 

私の勝手な見方によると、
“教え方(学び方)”には二つの大きな極があるように思う。

お手本となる ”型” に収斂させる方法論と、 個々の創造性 ”個性” を引き出す方法論。

型にハメよう(ハマろう)とする教え方(学び方)と、
型から解放しよう(されたい)とする教え方(学び方)。

 



(誤解を恐れず)簡単なダイヤグラムにしてみた。 
 


 

 

私は、間違いなく自己追求型の教え方(学び方)を標榜しているし、塾生も自覚をもって“学びのスイッチ”をオンにして絵に臨んでいるという確信がある。
 

もちろん、伝統芸術(芸能)は様式美を伝承するという大義があるから当然ながら“型”に収斂する方法論が合理的だと思う。

ある歌舞伎役者が、『”型”があるから”型破り”がある』 と言うのも頷ける。


しかし、“絵画” について考える時、みんなが同じ到達地点(”型”)を目指すというのは面白くない(馴染まない)と思う。


正しいかどうかわからないし、どちらが正しいという事でもないとは思うが、封建制と民主制、コンサバとリベラルみたいな違いはあるのかもしれない。

 

 

私は、連綿と受け継がれた水彩画の技法を尊重しつつ、新しい水彩画の表現を模索する、いわば“リベラル保守”的姿勢なんだと思う。

 

 

 

 

私が画塾を始めて22年になるが、全員同じような絵にするコーチング術は未だに習得できていないというか、必要ない。

やるとしたら、よほど厳しい“戒律”や“相互干渉”がないと無理だろう。そういう教室は好みじゃない。

 

ちょっと、美術には不似合いな世界観のような気がするよね、やっぱり。

 

 

 

 

 

ということで、
第13回 横浜画塾展 を 4月2日(火)~4月8日(月)、横浜市民ギャラリーあざみ野で開催予定です。

2022年9月以来の、1年半ぶりの開催となります。

水彩ならではの技法を活かしつつ、塾生それぞれが追求している表現の数々をぜひご期待ください。
 

 

 

1年半前の画塾展全作品をご覧ください。

 

1階 会場

 

2階 会場

 

 

 

 

 

 

 

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■ 横浜画塾

〒224-0032 横浜市都筑区茅ケ崎中央 40-3

最寄り駅; 横浜市営地下鉄 センター南駅  徒歩4分

電話; 045-942-7331


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