“驟雨シリーズ” を描こうと思うに至った経緯を記しておこうと思う。
どこまで遡ればいいのだろう…。
小学生の頃の梅雨時、ゴム飛行機 (ビックリ!ユニオンまだ売ってた!) を作って、窓を見ながら雨が止むのを待ってたなぁ。
夜の雨音を聞くと、高校受験の時のラジオの深夜放送から流れるジリオラ=チックエッティの♪雨 を思い出す。
我ながらよく勉強したなぁ。人生で一番勉強した時(笑)
Gigliola Cinquetti ♪La pioggia 1969
冬の寒い雨の日に街を歩いていると荒井由実の♪冷たい雨 が口をついて出る。 なぜか浪人時代のアパートを思い出すなぁ。
お金も時間もなく、ただ絵(受験勉強)に没頭していた時。
荒井由実 ♪冷たい雨 1975
雨には人の記憶を蘇らせる力があるらしい。
視覚的な情景はもちろん、音、匂い、傘、長靴、車のテールランプ・・・ 琴線に触れるエッセンスたち。
Rain・・・ Essense of touching my chord
そして、決定的に映像として記憶に刻まれたのが、
Sade ♪Sweetest Taboo 1985
ニューヨークの一人スケッチ旅行の最終日、空港に向かうキャブから撮ったこの写真は、ピンぼけながら“驟雨”制作の大きな契機となった。
私に刷り込まれたこれら長年の“雨”に対するイメージの蓄積があったからこそだと思っている。
Newyork Manhattan 2013
過去の“驟雨”
最初の“驟雨”小品 2013
去年の“驟雨”小品 2017
去年の“驟雨”作品 (50cm×65cm) 2017
去年の“驟雨”作品 (52cm×72cm) 2017
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