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Channel: 塾長の日記
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ウォーミングアップⅠ - Warming Up Ⅰ -

一週間なにも描いていないので、ウォーミングアップで人物入りの小品(36㎝×24㎝)を二点描いてみた。 一枚目はカフェの店内でくつろぐイケメン。  私としてはしっかり下描き。  まずは主役の男性を一歩先に描きます。   外からの光(逆光)で男性はほとんどシルエットに、窓際は光が巻いているように。  ディテイルを描いて完成。  個展に向けて風景+人物も描いていこうと思っている。...

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“半径5メートル”の危機 - Crisis of "radius 5 meters" -

デッサンは観察力・洞察力を鍛えるのには絶好の方法。 見えている “表象” だけではデッサンは描けない。 考える、気付く事でより ”正しく” 描ける。分かりやすいところだけ見ていても騙される。モチーフ(対象)が “そこにある事”の意味を考えたりすることによって、より深く、より本質に近づく思考が必要。...

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ウォーミングアップⅡ - Warming Up Ⅱ -

一週間 筆を持たなかったので、ウォーミングアップも兼ねて人物入りの小品(36㎝×24㎝)を二点描いてみた。   二枚目はカフェのウエイター。 木漏れ日がきらめく石畳の回廊にパラソルを出すカフェ。CAMAREROはお客の動向を陰からそっと窺う。  水彩鉛筆(溶ける鉛筆)でラフスケッチ。モノクロームでバルールの確認をしてから水彩を描く。     これも、いつもよりしっかり下描き。...

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デモンストレーションデー - Demonstration Day -

 毎週水曜日(午後)は、 横浜画塾のデモンストレーション・デー。     今日のテーマは、“疎・密”を活かして雪景色を描こう! 雪が降った数日後、横浜画塾から歩いても行ける鴨池公園のログハウスまで犬の散歩に来た。まだ遊歩道にも雪が残り、いつもと違う景色が新鮮だった。  鴨池公園・ログハウスは、新緑、紅葉など絶好のスケッチポイントとして横浜のスケッチファンにはおなじみのスポット。...

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なぜ水彩なのか。《改訂・再掲》- Reason why I like watercolors -

私の高校・浪人・大学(院)時代(1971年~1981年)の約10年間は、音楽や文化が商業化していく前の本当にピュアで荒々しい感性が飛び交っていたように思う。  特にアメリカ西海岸を中心に60年代ヒッピー文化をベースとしたライフスタイルは、ファー・イーストである日本の私たちにも多大な影響を与えた。...

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車輪、描けますか? 《改訂・再掲》- Can you draw wheels? -

またまた楕円について質問があったので、確認のためにアップしておきます。車のタイヤ、自転車の車輪、船の丸窓、時計台、眼鏡橋… 円形を斜めから見ることってよくありますよね。  過去にも何度も書いてきましたがとても間違えやすいことなので、見方を変えて図解で説明しようと思います。    円柱(円筒)は“回転体”ですから、回転の軸があります。 そして、回転の軸に直角の断面は“正円”です。...

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もう一つの雪景色プロセス - Another process of snowscape -

今日はもう一度雪景色を描きたくなった。  先日は翌日の日に照らされた雪景色だったが、今日は降っている雪景色を2点(小品)。 2点ともに先日の雪の日に画塾の前の都筑中央公園で撮った写真を下に描いてみた。 晴れているときに比べて一気に色はなくなり、音もないグレイッシュな世界。 これはこれで、惹かれる。  グレイッシュな中にも微妙な色を敷いてニュアンスを出したい。...

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車を描いてみた - Try to draw a car -

今日は、車の練習。  お仕事になるかもしれないので、描けるかどうか試し描きしてみた・・・   いつもに比べて格段に詳細な下描き(笑)  薄暮の靄の中を疾走する感じにしたいので景色は見えない…。  金属の映り込みはそのまま描けばいいので大丈夫。自然のものに比べたら100倍楽だな。  こんな感じになりました。 36cm ×51cm車のイラストのプロの方が見たら“雑”で見ていられないだろうなぁ。...

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待ち遠しい緑… Can not wait for green...

今日は“お仕事”をしていたので、これは以前描いた北海道大学植物園の木漏れ日の洋館。    札幌の北海道大学植物園  ここはスケッチポイントの宝庫!    白い建物を残して全体に濃い黄緑を流し込む。これが薄いと“新緑”の生き生きした緑にならない。   緑が乾くまでの間に、建物の陰を入れておく。  黄緑が乾いたら、光の方向と立体感を意識しながら、葉の陰の部分を入れていく。...

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今後の予定 - My Schedule -

●今後のワークショップ   ■NHK文化センター 横浜教室 《4月27日・金》WEB 先行 2/16(金)9:30~電話     2/22(木)9:30~    ■広尾アートアカデミー 《5月18日・金》   『劇的に絵が変わる水彩画法     “大グラデーションを生かして新緑を描く”』       ■NHK文化センター 京都教室 《6月8日・金》WEB先行予約;...

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デモンストレーションデー - Demonstration Day -

毎週水曜日(午後)は、 横浜画塾のデモンストレーション・デー。      今日のテーマは、“バルール”を意識して光と影を描く!   昨年の夏の札幌は予想以上に暑かった。   札幌の時計台を時計台の見えない横から描く人はなかなかいないかもしれないが、この横の壁に木々の陰が落ちてとてもきれいだったので、描いてみた。     鉛筆下描き。建築物も必要最小限にとどめる。...

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野外用イーゼルの朗報 - Good info for easel -

私は、屋外でスケッチをする際、イーゼルを立て(座らず)立って描くようにしてる。理由はいろいろあるが、前後左右動きやすくスピード感や勢いを画面に伝えられそうな気がするのが一番大きいと思う。   そのため、今まで屋外用イーゼルについては既成のものでは飽き足らず、改良に改良を重ね“最強のイーゼル”を自作してきた。...

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イーゼルの画板の取り付け - How to set a paper -

先の自由雲台付きイーゼルに水彩紙(画板)をどう付けるのかという質問があったので過去の記事から引用する。  三脚はカメラ用なので、カメラの底の部分と同じ“受け”を作れば解決する。 ネジW1/4 ダボ棚受 Φ10mm×8mm    厚さ1cm×8cm四方の板の中心に9mmの穴をあけた後、 直径10mmのネジ受けダボを打ち込み、画板に木片ごと強力両面テープで固定する。...

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たまには読書 - Sometimes reading -

久しぶりに本を読んでいる。 恥ずかしながら、半年ぶりの読書…。  個展が近づいてきて切羽詰まると関係ないことをやりたくなるのが“ルーティン”になっていて、またその悪い癖が出たようだ。   こういう本を見ただけで“陰謀論”として見向きもしない人がいる。この本を手に取る前に、そういう人の顔も浮かんだが好奇心には勝てず買ってみた。...

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“驟雨シリーズ”の工程 - Sudden downpour-

以前描かけで放っておいた “驟雨” シリーズを再開。   ファーストウォッシュ。まず、明るい“光”の色を置いておく。  マスキング液を塗ってから暗いところを入れていく。  暗いところを入れ終わったらマスキングを取る。 窓に着いた水滴などを描いて完成とする。  驟雨 Ⅲ  52cm × 72cm      「これは、なかなか面白いなぁ…。」とつぶやきながら描いている。...

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“驟雨シリーズ”の素 - Inspiration of "Sudden Downpour" -

“驟雨シリーズ” を描こうと思うに至った経緯を記しておこうと思う。  どこまで遡ればいいのだろう…。   小学生の頃の梅雨時、ゴム飛行機 (ビックリ!ユニオンまだ売ってた!) を作って、窓を見ながら雨が止むのを待ってたなぁ。    夜の雨音を聞くと、高校受験の時のラジオの深夜放送から流れるジリオラ=チックエッティの♪雨 を思い出す。我ながらよく勉強したなぁ。人生で一番勉強した時(笑)...

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写真の奴隷 - Slave of photos -

(過去に何度も書いてきたが、改めて記しておく) 私は、風景画を描く時、“現場主義”というほどの執着はないが、写真を使わなければ絵が描けないということには大きな疑問を感じる。  現場で仕上げまでする時もあれば、スケッチだけしてアトリエで仕上げる場合もある。あるいは、撮ってきたものを参考にしながら描くこともある。   ただ、写真は自分で現場に行って撮ったものに限るし、あくまで参考資料として使う。...

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デモンストレーションデー - Demonstration Day -

 毎週水曜日(午後)は、 横浜画塾のデモンストレーション・デー。      今日のテーマは、“バルール”を意識して逆光の港を描く!   昨秋、スケッチツアーで行った長崎の港を素材にして描いた。      長崎の出島ヨットハーバー。陽は傾き始め海が輝きだした。出島の電停付近で市電を描き終えた後、海に来るとキラキラときらめく海にクルーザーが陰を作って揺らめいていた。...

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水張り、大好き! - Love stretching the paper! -

今日は、個展に向けてパネルに水彩紙を水張りした。 皆さんは板に水張り用テープで貼っていると思う。きっと、板の周りが残ったテープでバリバリになっているのではないだろうか? 私の場合は、四つ切(52cm × 37cm)までは、300gの紙で水張りせずにマスキングテープで済ませている。...

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いちいち描かない理由 - Essence for my loose painting -

絵を観る時、一般的に日本人は真面目なせいか、あるいは人の目を気にするせいか、わかり易い隅から隅まで細かくきちっと描いた絵が好きなようだ。  しかし、自分が飾る絵となるとちょっと力の抜けた和むものを選ぶことも多いのではないかな。    ところで、私は、絵でも、音楽でも、ダンスでも、スカスカに“間”が空いていて、ちょっと不安になるくらいな感じが好きだ。     たとえば音楽なら The Police...

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