円の中心はどこ?《改訂・再掲》- About the center of circle -
《QUESTION》同心円がいくつも重なっている的(まと)の中心はどこ? 《ANSWER》 円は斜めから見た場合、いつでも正楕円である。まずは、ここが確認できていないと的(まと)は描けない。 この点を頭に入れて、下の図を見てほしい。 円に外接する正方形の対角線の交点が円の中心である。ケースに入ったCD を想像していただければわかりやすいだろう。...
View Article癒し系水彩画のすすめ《改訂・再掲》 - Chillout-style with loose -
ルースペインティングって聞いたことはあるだろうか? 直訳すると“ゆるい絵画”となるのだろう。 私なりの解釈では、“説明する絵画”ではなく、“感じさせる絵画”という意味。 【参考サイト(英文)】 Andrew Pitt "Loose Watercolours"How to loosen up your watercolor painting 上記サイトを読んでいると“loosen...
View Article5人目の孫、誕生! -5th grandchild was born!-
本日、5人目の孫が生まれました。 ■娘夫妻1歳半の双子の男の子と今日生まれた女の子。 ■息子夫妻3歳の女の子と先月生まれた女の子。 この3年間で5人の孫のジイジになりました。 歳が近いので、お年玉、誕生日、クリスマス、お祝い事たくさん…じいじ、たくさん働かないと~~~~。 うれしいご報告でした。
View ArticleWデモンストレーションデー1《雨》-W Demo Day1《Rain》-
毎月第二・第四水曜日は午前・午後 2回のWデモンストレーションデー。 午前の部 デモンストレーション作品 午後の部 デモンストレーション作品 《午前の部》 “空気の可視化”によって雨の日の空気の層を意識した空気感を描いてみよう。 Google ストリートビューではこの辺り。 私が現地で撮った写真。 《Step by Step》...
View ArticleW デモンストレーション デー2《雪景色》 -W Demonstration Day Ⅰ-
毎月第二・第四水曜日は午前・午後 2回のWデモンストレーションデー。 午前の部 デモンストレーション作品 午後の部 デモンストレーション作品 《午後の部》 イタリア・シチリア島のリゾート地チェファルーの昼前の繁華街。まだ低い陽が横から差し込むのんびりした街を人々が行きかう。 Googleストリートビューではこの辺り。 私が現地で撮った写真。 《Step by Step》...
View Article青山でワークショップ《紅葉》-Workshop in Aoyama-
毎月第2金曜日はNHK文化センター青山教室でワークショップ。 NHK文化センター青山教室は前回から10月期の講座が始まり、新規入会の方々もいらっしゃるので、もう一度紅葉についてより技法的な説明をしながらデモンストレーションを見ていただき描いてもらった。 画塾から徒歩15分ほどの鴨池公園あたりの遊歩道の紅葉もきれいだ。 私が現地で撮った写真 《Step by...
View Articleタイの友人からのオファー -Offer from Thailand-
敬愛するタイの水彩画家 ディレック・キングノック氏から連絡があった。 ずいぶん前から彼の作品を見て感銘を受けていたところ、以前 中国の水彩フェスティバルで遭遇することとなった。 それ以来、SNS上でやり取りするくらいの関係だったが、今回 光栄にも、彼が作家を指名してチェンライで開催される水彩展への出展を依頼された。 とてもうれしい!...
View Articleタイの友人からのオファー2 -Offer from Thailand 2-
昨日の続き… 敬愛するタイの水彩画家 ディレック・キングノック氏から連絡があった。 今回 光栄にも、彼が作家を指名してチェンライで開催される水彩展への出展を依頼された。 制作進行中。 昨日はここまで。 積もった雪塗り残しながらを木々の暗い部分を入れる。 影をウルトラマリンで描いてみた。 今回は、人物を全体の色調、濃度を見ながら決めようと思ったのでまだ塗り残しておいた。...
View Article色は聞かないで!《改訂・再掲》-Don't ask me the colors I used-
『この色は、何色と何色を混ぜたのですか?』 と聞かれる。 この質問にはいつも答えに窮す。なぜかというと、よくわからないから。(-_-;) 実は皆そうかもしれないが、絵を描いている時に絵具の名前で『○○○色と○○○色を混ぜて…』 というふうには考えていないというのが正直なところ。 ただ、なんとなく“この辺の色”くらいにしか思っていないので、絵具の名前を聞かれると答えられないのだ。...
View Article初心者用の水彩紙?《改定・再掲》- Cotton or Wood Pulp? -
しばしば、「初心者には(失敗しても修正可能な)消せる紙の方が良い」という声を聞くが、本当?消せる紙(修正可能)というのは、おおむねウッドパルプ系(以下、パルプ系)の紙のことを言っているのだと思う。...
View Articleデモンストレーションデー《沼》-Demo Day《Swamp》-
毎月第1・第3水曜日の午後は、横浜画塾のデモンストレーションデー。 切り取り方次第で、モチーフは無限にある。紅葉(黄葉)と一口で言っても、どうにでも切り取り方で変わるし、演出の仕方で全く違うものになる。 『絵になる』のではなく、『絵にする』という事。 ということで、青森奥入瀬近くの蔦沼の紅葉(黄葉)の写真を下に、水面の映り込みに焦点を当てて描いてみよう。 私が現地で撮った写真。...
View Article総合コース・人物《チェリスト》-Portrait Day《Cellist》-
先週予定していた人物講座を一週間遅れで実施した。モデルさんはプロのチェリストの方。中森明菜さんの復帰アルバムのバックトラックレコーディング奏者でもある小宮哲朗さん。 サラサラの長髪で長身の細身。とても雰囲気のあるモデルさんで、しかもチェロを弾く姿が美しい。 楽器奏者のモデルさんが皆さんいうのは「静止ポーズより演奏していた方が楽」ということ。ということで、ポーズ中ずっと演奏していただいた。...
View Article水彩画は“勇気”と“我慢”《改訂・再掲》 -"Courage" and "Patience" -
デモンストレーション講座をやっていると、受講者の皆さんが陥る“要注意”ポイントが見えてくる。 同時に私自身も描きながら触発されることが多い。 デモをしながら受講生の皆さんの作業を見ていると、何がいけないのかがよくわかる。 まず一つ目は■ “勇気”について。...
View Article油彩画 vs 水彩画《改訂・再掲》 -Oil painting vs Watercolor-
油彩画と 水彩画とは うら・おもて 透明水彩画は、基本的には白い絵の具を使わない。 透明なので紙の白が透けて見えるわけだから、その効果をうまく利用しながら描いていくことになる。 染物といっしょで、一度暗くなると明るい絵具を塗っても明るくできないと言うこと。消せないし隠せない。 だから、工程や見方・考え方が油彩画とは逆になることがとても多い。そこが難しいし、面白い。...
View Article描くところ、描かないところ《改訂・再掲》- To draw, not to draw -
水彩画の技法や手順には水彩画ならではのものがたくさんある。 水の力(自然現象)を活かして描くことは、特筆すべきことだろう。 水の力を活かす技法の代表格はボカシやニジミだと思う。これにより柔らかい輪郭を表すことによって空気感、奥行き感等を表現することができたり、フォーカシング(焦点の明確化)ができたりする。...
View Articleえっ!? 水彩画は簡単?《改訂・再掲》 - Is watercolor easy? -
水彩画は、描けば描くほどとても難しい表現方法だということを確信している。 だから、私は “水彩画は簡単だ!” などと迂闊には言えない。 かつて確かに私も、『本当は簡単』 とか、『これさえマスターすれば、水彩画は難しくはない!』 と限定的に言ってきた。 申し訳ないが、この裏側には常に “そんなに甘くないっすよ” というエクスキューズを付加しているつもりだ。 (“本当は簡単”...
View Article第2期 静物基礎コース《最終日》-Still life Basic course-
昨日は、3か月続けてきた第2期静物基礎コースの最終日。 この講座は、3ヶ月(隔週・計6回)で一期とし、実演解説・作画指導を基本として進行していく。 カリキュラム(目安となるテーマ)第1回; 透明水彩絵の具の特性第2回; 色の原理と混色の方法 第3回; 形の捉え方、光と影の見方・考え方第4回; 質感の表し方(ガラス・金属等)第5回; 花の表現① (白い花)第6回; 総合表現...
View Articleスケッチ・デー《開講広場》-Sketch Day《Open Port Squea》-
毎月第2・第4水曜日は午前・午後のデモンストレーションコースだが、紅葉の季節、天候にも恵まれたので外に出ることにした。 場所は横浜・関内の開港広場公園〜日本大通り。 開港広場公園 Google ストリートビューでは私が描いたところより少し後方になる。 これ以上ないスケッチ日和!まずはデモンストレーション。“見たい人は見る、描きたい人は描く”が基本ルール。すでに描きに行ってる人もいる。...
View Articleスケッチデー《日本大通り》-Sketch Day《Nihon Oodori》-
一昨日に続き、今日も横浜・関内のイチョウを描くスケッチ講座を行った。 今回は、渋谷ファッション&アート専門学校の屋外スケッチ講座として、日頃のデモンストレーション講座の腕試しを兼ねて大人数で出かけてきた。 快晴でポカポカ陽気、一昨日より黄色が増え、そろそろ見ごろという絶好のタイミング。ただし強風が吹き荒れていたので、皆さんそれぞれ風よけを工夫しながらのスケッチとなった。...
View Articleベトナムスケッチ準備 -Preparing for sketch tour-
明後日早朝、ベトナム、ハノイに向け出発予定。 なんと4年ぶりの海外出張。以前はスムーズに準備していたのに、直前でバタバタしている。何か忘れている気がして落ち着かない。 以前の渡航であった失敗を挙げて、反省して、もう一度荷物チェックをしようと思う。 これは以前準備した時の写真。実は今日の時点でまだ何もできていない…。汗...
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