間違えていませんか? ⑧《改訂・再掲》 - Easy Mistake ⑧ -
時々モチーフとバックを“別物”と考えている方を見受けます。 もうだいぶ描き進んでいるのにバックが真っ白だったり、真っ先にバックだけ平に塗ってモチーフが白く塗り残されているような…。 これは、とても難しいことを見通して敢えてやっているか、全く何も考えずにやっているかのどちらかだと思うのです。 下の写真を見てください。 赤い線はモチーフがバックより暗いところ。...
View Article2点同時進行… - Two works simultaneously -
昨日と今日で、相模湖での個展の作品(51㎝×72㎝と46㎝×61㎝)を2点描こうと同時進行していました。上は以前も描いたことのあるサンマルコ広場のアクア・アルタ。下は最近夜景が面白くなってきたので、もう一回挑戦。 この後、知らないうちに周りは水浸し。ラッキーなことに例年より早く上がってきたアクアアルタの初日に当たったのでした! 4年前… 痩せてる…。...
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View Article間違えていませんか? ⑨《改訂・再掲》 - Easy Mistake ⑨ -
今日の講評でも出て、ブログでも質問があった光と影の見え方についてちょっとしたヒントをお話しましょう。 例えば、深紅の薔薇を描く時、明るいところは“薄い赤”にしますか? ハッキリ言います。 それは間違いです。 光があたって明るいということは“薄い色”ということではないのです。 明るいということは、色が鮮やかに見えるということだから真っ赤にしなければ深紅の薔薇にはなりません。...
View Article間違えていませんか? ⑩《改訂・再掲》 - Easy Mistake ⑩ -
あなたは筆をどのように保管していますか? 洗った後、穂先を上にしてコップなどに立てて乾かしていませんか? まさか、筆巻きに巻いたままにしているなんてことはないですよね?...
View Article夜景のプロセス - Process of Nightscape -
夜景にちょっとハマってます。 難しいから面白い! なんども言いますが、透明水彩絵の具は明るいところを後から乗せられません。だから、夜景は俄然難しくなります。 いわゆるネガティブペインティング(塗り残し絵)の真骨頂ということもできます! この場所は、ベネチアのリアルト橋の袂にある賑やかな一帯の中の“RIVA del VIN”というリストランテです。...
View Article間違えていませんか? ⑪《改訂・再掲》 - Easy Mistake ⑪ -
鉛筆で克明に下描きしてから、安心して“ぬり絵”をしていませんか?鉛筆で描き始める前に仕上がりイメージを確認し、どこを中心にしてどこを省略するかなどをほぼ決めてスタートするのではないですか? 特に屋外でのスケッチでは、現場の情報量は凄まじいので、イメージングと“絵作り”を先行させないと“現物の存在感”にヤられてしまうと思うのですが…。 私はそれが決まらなければスタートしません。...
View Article"水溜り”のプロセス - Process of Acqua Alta -
個展用に大き目で描いてみました。以前“PHOTOGRAPHER”という題名で、同じシチュエーションにカメラを構えた男性が立っているものを4つ切り(36㎝×51㎝)で描きました。フランスの雑誌にも載ったことは先日もご紹介しました。 それを今度は“母と子”を主役にして、大きいサイズ(B2・72㎝×51㎝)で描いてみようと思います。...
View Article間違えていませんか? ⑫《改訂・再掲》 - Easy Mistake ⑫ -
『主役がもっと目立つといいですね。』 と言うと主役自体を描きまくる方がほとんどです。 本当にそれでいいのでしょうか? 通常、目立たせたい、前に出したい時、描いて描いて目立たせる(前に出す)というのが“不透明画材”(油絵具・グアッシュ・パステルなど)の常套手段ですよね。...
View Article間違えていませんか? ⑬《改訂・再掲》 - Easy Mistake ⑬ -
ある塾生との会話。塾生 『緑色は何を揃えたらいいですか?』塾長 『緑って、そんなに必要ですか?』塾生 『バリエーションがあった方がいいと思って…』塾長 『使いこなせますか? 私は緑色は持っていません。』塾生 『え?… 葉っぱはどうするの? 』...
View Article間違えていませんか? ⑭《改訂・再掲》 - Easy Mistake ⑭ -
横浜画塾では、陰(影)にペインズグレーやインディゴを使うことはご法度です。 木や葉っぱのグリーンを限定することもお勧めしていませんし、空の色や海の色を決めてかかることもどうかと思います。 【関連記事】 先入観や刷り込み ペインズグレーは使わない 以前、ある生徒さんから『決めてくれたら楽でいい。初心者にはその方がわかり易い。』と言われたことがあります。 “楽でいい”...
View Articleデモンストレーションデー - Demonstration Day -
“空気の可視化”を実践練習するいい機会が訪れました。Visualization of the atmosphere! 以前から、雰囲気は“空気の可視化”によって簡単に出すことが可能と言ってきました。そのわかりやすい例として朝靄の風景を描いてみようと思います。 愛犬の散歩の時に撮ったご近所の写真を参考に描いていきます。 いつも通り、鉛筆の下描きは最小限度。構図と塗り残しの確認だけしておきます。...
View Article笠井一男水彩画展(相模湖)の搬入 - For my solo Exhibition -
10月25日(火)から県立相模湖交流センターで私の個展が始まります。 いつものように今日は額装の終えたものから画塾でリハーサル展示をしてみました。 ほぼ四つ切り(51㎝×36㎝)が18点、それより大きめが7点、計25点の展示になりそうです。旧作のサイズアップなども織り交ぜながら、近作を中心に選択しています。初公開もたくさんあります!...
View ArticleオールスターDJ’s - All Star DJ's -
昨日フェイスブックで見つけたBEAMSの動画を懐かしく見ていたら、 家でもこんな写真が出てきて、思わず25年以上前にタイムスリップした一日でした。1988年、渋谷のクラブクアトロのオープンイベントの一環で、当時日本にはまだほとんど入って来ていなかったロンドンのクラブカルチャーイベントの一つ“LONDON ALL STARDJ's”の打ち合わせ風景です。...
View Article間違えていませんか? ⑮《改訂・再掲》 - Easy Mistake ⑮ -
「遠くは薄くする」 「奥は暗くする」 ??? 同じことなのに・・・ まるで逆でいいんですか??? 出っ張るか引っ込むかは、その描いているモノの濃さだけで決まるものではありません。周り(バックなど)との関係によって出っ張ったり引っ込んだりするんだと思います。 周りと馴染んで“和”を保っていれば突出することはない。 反対に、周りとぶつかって境界が際立てばその部分は飛び出して見える。...
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View Article笠井一男水彩画展 in 相模湖 明日から! - My solo exhibition -
明日10月25日(火)から相模湖交流センターで始まる個展のセッティングに行ってきました。 何かとスケジュールが重なって都合がつかず、会場に訪れるのは今日が初めてでした。 会場に着いての第一印象は、「わぁ、いい空間!」。 そして次に思ったのは、「広ッ!作品足りるかな。。。」...
View Article間違えていませんか? ⑯《改訂・再掲》 - Easy Mistake ⑯ -
『いつも描きすぎて濁っちゃうんです!』という訴えをよく聞きます。 解決の方策として、なぜ濁るのかをよく考えることはもちろんですが、私は『いつ濁るのか』を考えれば答えが出るような気がします。 私は画塾やカルチャー教室で何百何千の皆さんの制作の一部始終を見させてもらって思うことは、『どんな描き方の方でも全行程の80%くらいまでの進捗で濁る人はまずいない!』ということです。 それは、何を意味するか。。。...
View Article広尾アートアカデミー - HIROO Art Academy -
広尾アートアカデミーという、新しい美術の学校がオープンします。 私もお誘いをいただき、12月16日(金)に一日特別講座をやらせていただくことになりました。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++笠井一男の透明水彩で描く風景画デモンストレーション&実習(経験者対象)...
View Articleスケッチ旅行募集開始! -Wanted the sketching abroad!-
来年5月のスペイン(カダケス・ジローナ)スケッチ旅行の参加募集が始まりました。 昨年10月のシチリア、今年6月のドロミテ・ベネチアとイタリアのスケッチ旅行が続いたので、今度は“水彩画の聖地”とも言えるスペインカタルーニャのカダケスとジローナにしました。 世界中の水彩画家たちが必ずと言っていいほど描いている、たいへん美しくバリエーションが期待できるロケーションです。...
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