思わず泣いてしまう…《再掲》 - Can't help crying -
この映像は、もうすでにフェイスブックやYoutubeなどでご覧になった方も多いと思うが、やはり、ベンチャーズ、ビートルズの後のレッドツェッペリンは私の中では大変衝撃的で重要な体験だったので、書き留めておく必要があると思う。 もちろん、同じ時期のアメリカのニール・ヤング、日本のはっぴいえんどなどにもいろんな意味で大変な影響を受けていることは間違いない。...
View ArticleWデモンストレーション1《雲と水面》W Demo1《Clouds & water》
横浜画塾の第2・第4水曜日は、午前・午後共にデモンストレーション・ワークショップの日。午前の部 完成作品 "Nostalgia(望郷)"51cm × 36cm午前の部《ステップ バイ ステップ》鉛筆下描きは最小限度。ファーストウォッシュは思い切って一気に!リフティング(拭き取り)で雲を描く。空と水面の観察と描写。細部暗部を描いて完成。“ Nostalgia (望郷)” 51cm ×...
View ArticleWデモンストレーション2《明暗の対比》W Demo2《Light & shade 》
横浜画塾の第2・第4水曜日は、午前・午後共にデモンストレーション・ワークショップの日。午後の部 “Louve Gate” 51cm × 36cm午後の部《ステップ バイ ステップ》鉛筆下描きは構図と塗り残しの確認。暗部は後回し。明るい部分を先行する。フォーカルポイントの細部を描き進め…周辺の暗部を入れて完成。“ Louvre Gate” 51cm ×...
View Article渋谷でワークショップ《雨上がり》-Workshop in Shibuya-
今日は月に一度の渋谷ファション&アート専門学校のワークショップの日。 受講者さんは年配の方が多いので渋谷に来るのはためらうのでは? と思いながらアトリエに着いてみると、ありがたい事になんと16名の皆さんが元気いっぱい参加してくれた! 《テーマ》水を活かしたウォッシュと大きな明暗(バルール)を意識して“雨上がりの街“を描いてみよう! Google...
View Articleお仕事中…《お寺関連》- Side Job 《About Temples 》 -
自分で撮った写真を下に描くことはあるが、他人の写真で描くのは“お仕事”の時だけにしている。 【関連記事】“写真を下に描く心得” 自分の写真の場合、描くつもりでモチーフ(ロケーション)を撮るので違和感はないが、行ったことも見たこともない対象を写真だけで描くのにはそれなりの覚悟がいる。 でも、依頼者がいて、その意向に応えようとすると他人の撮った写真を下に描く場面は少なからず出てくる。...
View Articleソフトエッジとハードエッジ《改訂・再掲》 - Soft edge & Hard edge -
水彩画の技法や手順には水彩画ならではのものがたくさんある。 水の力(自然現象)を活かして描くことは、特筆すべきことだろう。 水の力を活かす技法の代表格はボカシやニジミだと思う。これにより柔らかい輪郭を表すことによって空気感、奥行き感等を表現することができたり、フォーカシング(焦点の明確化)ができたりする。...
View Article水彩画は難しい《改訂・再掲》 - Watercolor is difficult -
先日、ある生徒さんから加山又造画伯の本に水彩画について書いている部分があると教えていただいたので紹介したい。 この本の222ページに記述があった。「無限の空間」 加山又造 さすがに大作家は核心を突いてくると思った。 水彩絵の具だけは、他の絵の具と違うということ。だから自ずと手法も手順も変わって来る事(真逆と言ってもいい)を一発で感じ取ったのだろう。...
View Articleデモンストレーションデー《ナイトカフェ》- Demonstration Day -
毎週水曜日はデモンストレーションデー。 ネガティヴシェイプを活かして夜のカフェを描いてみよう。 ポルトガル・リスボンのロシオ広間にある老舗カフェ・二コラの写真を下にデモンストレーションを見てもらいながら実技指導をするワークショップ。 完成作品 Google ストリートビューではこんな感じ。 《ステップ・バイ・ステップ》 いつも通り、構図と塗り残しの確認のみ。...
View Articleスケッチデー《三溪園》- Sketch Day -
毎月第一木曜日の総合コースはスケッチデー。 今日は横浜の三渓園に集合。 以前からスケッチの名所と聞いていたが、私はかつて来たことがなく、新鮮な気持ちで初来園! 園内には結婚式の写真撮影がいたるところで行われていた。さすが名所、華やかな花嫁によく似合う。 完成作品。 Google ストリートビューでは描いた場所からは橋も三重塔も木に隠れて見えない。...
View Articleグラニュレーション効果 Ⅰ《改訂・再掲》- Granulation effectⅠ -
透明水彩絵具の中にはパレット上で混ざったように見えても紙の上で分離する色があることはご存じだろうか。 これは、水によく混ざる絵具(以下、ステイン系=細かい粒子 )と、粒子が大きく重いため紙に付着する色(以下、グラニュレーション系 = 顆粒化) があるからだ。 この二種類の絵の具を混ぜてウエット・イン・ウエットで流し込むと、ステイン系 は水といっしょに浸透して広がっていくが、グラニュレーション系...
View Articleグラニュレーション効果 Ⅱ - Granulation effect Ⅱ -
前回の続き、応用編。 グラニュレーション系とステイン系を混色した水彩絵の具の効果をさらに引き出す方法を探ってみた。 参考作品の部分拡大 実験資料 使用絵の具 (シュミンケ)・デルフトブルー・スカーレットレッド・コバルトターコイズ・フタログリーン・パープルマゼンタ 1. 上記5色を混色した色を普通に塗った場合と、塗ってから乾く前にリフティング(拭き取り)や水を垂らした場合の比較。...
View Article光と陰の表現《改訂・再掲》 - Expression of light and shadow -
「透明水彩の場合、明るいところは塗り残す。」 そこが透明水彩の難しいところでもあり、おもしろいところでもある。 ただ、間違いやすい“罠”があるので、注意が必要だ。 それは… “光っているところは塗り残すが、塗り残したから光るというわけではない。』 ということ。 「えっ !? なに言ってんの?」 と思う方が半分以上だと思う。 でも、間違いない。...
View Article二人展のお知らせ《改訂・再掲》- Info of our Joint Exhibition -
いよいよ、醍醐芳晴さんとの初の2人展が迫ってきたので、改めてこの展覧会についてご紹介させていただきたい。 2002年に会社を辞めて横浜画塾を開講後しばらくした頃から、すでに活躍されていた醍醐さんを知り、その卓越した描写力に驚愕した記憶がある。...
View Article遠景は青く薄い?《改訂・再掲》- The distant view is thin ? -
私は鳥瞰図とか超遠景に類するものが好きだ。 高所恐怖症にもかかわらず、高いところが好き。地球の果てまで見渡せそうな、広大な景色を表すには、目眩がしそうなくらい近くと遠くの差を見比べて、目の焦点が合わないくらいの距離感を描くつもりで臨む。 そして、絵具を置くことによって、 その前に滞留する大気の層を積み重ねていく。 マンハッタンの摩天楼を描くことは、予てからの夢だった。...
View Articleオンライン講座のお知らせ - Call for Participation -
新年1月8日(金)から3回のシリーズで、NHK文化センターさんの仕切りでオンラインのデモンストレーション講座を開始することになりました。 おかげさまで、私の主宰する横浜画塾のデモンストレーション講座は満席でお待ちの方も多数という状況です。 オンライン講座を導入することによって外出せずに受講でき、定員や地域の制約も超えて参加いただける環境ができました。...
View ArticleW デモンストレーションデー 1 《木漏れ日カフェ》- W Demo Day 1 -
横浜画塾の第2・第4水曜日は、午前・午後共にデモンストレーション・ワークショップの日。 《午前の部》 午前の部 できあがり。“Calm Cafe” in Cesis 51cm × 36cm 私が現場で撮った写真がこれ。 Google ストリートビューではこんなところ。 《ステップ バイ ステップ》 手前の歩道をカフェ絵のエントランスに変えてみた。...
View ArticleW デモンストレーションデー 2 《白川郷》- W Demo Day 2 -
横浜画塾の第2・第4水曜日は、午前・午後共にデモンストレーション・ワークショップの日。 《午後の部》午後の部 できあがり。“長閑な村” in Shirakawagou 48cm × 36cm Google MapsFind local businesses, view maps and get driving directions in Google Maps.goo.glGoogle...
View Article二人展、搬入の準備完了 - Preparing for our session -
醍醐芳晴さんとの二人展が迫ってきた。 (ドキドキッ!) いつものように額装が終わった時点で全作品(30点)をリストと首っ引きで並べて事前リハーサルを行った。 二人展ということで、個展とは違う“見え方”も考慮しながら選考したつもりだが…。 尊敬する醍醐さんと二人展が実現するとは夢にも思っていなかっただけに、とても誇らしい反面メッチャ緊張する・・・。(苦笑)...
View Articleだから水彩画は面白い! - So, watercolor is interesting -
昨日は、二人展の作品の額装(10点)の合間に消防署に防災計画書を提出に行ったりして何とか溜まっていた仕事が片付いた。 今日は、明日からのモチーフ買い出しの後、作品(30点)を送り出し、久々にぽっかり時間が空いたので、絵の具遊びでもするかな。 ということで、すでに拙著「水彩風景 シーン別でわかる 手順百科」 の中でも書いてきた“グラニュレーション” についてさらに可能性を探ってみよう。...
View Articleグルーヴ感、重視!《改訂・再掲》- Importance of Groove feeling -
ある水彩画家の方が私の絵を見て、『スピード感のある風景なんだよな。』と言ってくれた。 これは、今まで“筆さばき”とか“スピード”とか“早描き”とかいろいろな言い方で言ってきたことにも通じる、私にとって大変重要な要素だと感じた。 “ライブ感”と言ってもいいかもしれない。...
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