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Channel: 塾長の日記
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デモンストレーションデー《雪景色》-Demonstration Day-

水曜午後は、横浜画塾デモンストレーションデー。 今日は、夜明けの雪景色。微妙な “バルール” の調整、“省略・単純化”、“白の陰影” などをテーマに、昨年の大雪の時の私の自宅周辺の写真を下に描いてみた!  Google ストリートビューではこんな感じのところ。   例によって、鉛筆下描きは構図と塗り残しの確認程度。...

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自由ヶ丘でワークショップ - Workshop in Jiyugaoka -

今日は、2ヶ月に1回の東急セミナーBE自由が丘校ワークショップ。 現在受講者22名(固定メンバー制)のクラスを担当している。   今日のデーマは、フォーカルポイント以外をどう描かないか… バルールを意識して夕方のポルトの街を描く。   Google ストリートビュー。 ポルト中心部のリベルテ広場に向かう路地から。   デモンストレーションは、昨年秋に行った時に撮った写真を下に描いた。...

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謙虚に生きるしかないでしょ - Don't get big-headed -

水彩画を描く者、 謙虚にならざるを得ないいくつかの理由   最初に断わっておくが、私はほとんど無宗教だ。 実家は日蓮宗だけど。  私は、「水彩画は、自然への敗北宣言をしてから始めるべきだ」と思っている。  なぜかと言うと、自然の現象を生かしながら描いてこそ水彩画と思うから。   だから、描いている過程で 『思い通りにならない』 『こんなはずじゃなかった』...

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PARCO、50年かぁ… - 50 years Anniversary for PARCO… -

PARCOが50歳になるという。 私が株式会社PARCO(パルコ)宣伝部に入ったのは1981年。 一浪して大学に入り、大学院を出てから就職したので、同期より3年遅れて社会人になったことになる。現在の社長の牧山氏、前社長の平野氏とは同期入社だ。 現在の彼らと私の立ち位置の違いを思うと、まるで浦島太郎の気分だ。(笑)  入社当時からバブル経済崩壊後までの約15年間は、今思えば竜宮城のようだった。...

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水彩画は難しい《改訂・再掲》 - Watercolor is difficult -

先日、ある生徒さんから加山又造画伯の本に水彩画について書いている部分があると教えていただいたので紹介したい。 この本の222ページに記述があった。「無限の空間」 加山又造     さすがに大作家は核心を突いてくると思った。 水彩絵の具だけは、他の絵の具と違うということ。だから自ずと手法も手順も変わって来る事(真逆と言ってもいい)を一発で感じ取ったのだろう。...

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いわさきちひろ『絵本俳句論』《改訂・再掲》- Iwasaki Chihiro Theory -

いわさきちひろさんは、昔からずっと気になる存在だった。  そして、私自身が絵を描く人になった今でも、変わらずずっと気になる存在だ。 その絵の持つ卓越した描写力、観察力はもちろんだし、水彩画であることも大きな理由だと思う。   でも、もっと気になるところは、紙の白が多く、筆数が少ないのに、奥深い表現が成立していること。そして、それに対する尊敬と嫉妬が同居したような不思議な感覚…。...

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水彩画的 富士山の作り方 - How to make the mountain -

水彩画が“引き算”という考え方については、かつて“よくわからない解釈” という印象があったが、いわさきちひろさんの世阿弥『風姿花伝』からの“惜(せき)墨(ぼく)” “捨(すて)技(わざ)” の引用で、私も“引き算”の意味が確認できた気がする。  もう一つ別な意味で、水彩画が“引き算”であると考えられる場合があったので記しておく。  例えば、砂場に富士山を作る場面を想像してみてほしい。...

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一期一会《改訂・再掲》 - Once in a lifetime -

横浜画塾では、入塾も退塾も本人の意向に沿うことにしている。 ※満席の場合は別だが。   基本的に “来る者は拒まず、去る者は追わず。” 開講当時からの私なりの決め事だ。   なぜそうしたかについては、いろいろな理由があって一言では言い尽くせないのだが、簡単に言えば私も生徒も初対面である以上、しばらくの間は、“いい先生(合う先生)”か“いい生徒(合う生徒)”かは判断のしようがないと思うから。...

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雪景色と夜景《改訂・再掲》 - Snow scenery & night view -

水彩画のモチーフとしてよく描かれる風景にはある傾向があるように思う。  それは、“白” が美しく見える風景。例えば、パラソルのある風景、白い壁の街並み、ヨットや漁船… 等々。   そういう意味で、“雪景色” は最も水彩画に合っているモチーフの一つと言えるだろう。    なぜ白が水彩画にとって重要で、白が効いていると水彩画が映えるのだろう。...

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バルトスケッチ旅行、募集開始! -Temptation to Baltic countries-

今年初夏、バルト三国諸国にスケッチに行こう!   ラトビア リーガ  エストニア キフヌ島  エストニア タリン   7月2日(火)~7月11日(木)の10日間、ユッタリ世界遺産の街でスケッチに没頭しよう! バルト三国のうち、ラトビアとエストニアに絞って、リーガとタリンに3泊ずつ、途中パルヌに寄って以前からこのブログでも紹介している“生きた博物館” キフヌ島に日帰りで行く予定。  リーガ3泊 →...

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4月以降の私の予定 - My schedule after April -

4月~7月の私と横浜画塾の予定が確定してきたので、備忘録を兼ねてアップしておく。  ■ 第11回 横浜画塾展 (全員出品 教室展)  期間 ; 2019年4月2日(火)~4月8日(月)  場所 ; 市民ギャラリー あざみ野       前回 画塾展 (2017年9月)  ■ 笠井一男 水彩画展 (恒例の個展)  期間 ; 2019年4月18日(木)~4月24日(水)  場所 ; 青山...

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モチーフセッティング - Motif Setting -

当塾は静物の講習が多いので、モチーフのセッティングは最も重要で日常的な仕事だ。 横浜画塾を開講したのが2002年10月。今年1月で16年と3ヶ月経過したことになる。 毎週セッティングし、同じモチーフで一週間通すことにしているが、花はどうしても途中でしおれるので、大体週2回は花屋のお世話になっている。...

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“悪達者” という罠 《改訂》 - 'Fast Slipshod Work' Trap -

“勢いがある”ことと、“雑”なことは別物。   イメージ画像  ※この記事とは直接関係はありません  私は、“ルースペインティング”(“ゆるい絵”とでも言うのかな)のスタイルが好きだ。 でも、ただ“ゆるい”だけでは絵として成立しないし、雑に描くことでもない。 どこが違うかといっても精神論や抽象論になってもつまらないので、私なりに『雑だなぁ。』と思うときと 『勢いあるなぁ。』...

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鳥の目、虫の目。《改訂・再掲》- Bird's Eye and Bug's Eye -

よくビジネスの教訓として『鳥の目、虫の目、魚の目』という比喩が使われる。  この喩えは、ビジネスに限らず、何にでも有効だろう。  私は、絵を描く時も “鳥の目”と“虫の目”が特に重要だと思っている。  もちろん、“魚の目”も必要だが、あまり時流を気にしすぎると “自分” の置きどころを “探る” ことになって、絵にはどうもふさわしくない。 ただし、水彩画の場合、“手順”という意味なら “魚の目”...

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デモンストレーションデー - Demonstration Day -

 水曜午後は、横浜画塾デモンストレーションデー。 もう一度 夜明けの雪景色。微妙な “バルール” の調整、“省略・単純化”、“白の陰影” などをテーマに、昨年の大雪の時の私の自宅周辺の景色。 Google ストリートビューでは夏の画像なので遠景が見えない・・・。   一昨年の雪の日に撮った写真を下に、犬の散歩をする人を入れて描いてみた。  鉛筆下描きは最少限度。...

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曝して恥をかく意義《改訂・再掲》 - Value of exhibition -

乗り越えた そのまた先に 壁がある  だから死ぬまで到達しないし、止められない。 だから、面白い!   今年4月2日から1年半ぶりに 第11回 横浜画塾展を開催する。 生徒さんの中には、『まだ私なんか出せるレベルにない。』 とか 『出せる作品がない。』 という人が少なからずいる。 そういう時、私はこう言う。 『私は、個展でもグループ展でも完璧だと思って出したことなど一度もありませんよ。』...

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みなとみらいでワークショップ- Workshop in Yokohama -

今日は、NHK文化センター横浜ランドマーク教室でワークショップ。季節がら、昨年画塾の前の公園で撮った写真を下に雪景色を描いてみた。...

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”木を見て森を見ず”? -Failing to see the big picture?-

水彩画を描くにあたっての立ち向かい方、心構えについて日本と海外の違いを、私なりの偏見も込めて書いてみたいと思う。  特に、省略・単純化(≒抽象度)について考えてみると、  日本人は、 『それは、ちゃんと描けるようになってからの話。 まだまだそのレベルではない。』 というようなことを、教える側も、学ぶ側も信じ切っているように思えてならない。...

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B2のためのエスキース - Esquisse for big piece -

今日は、私としては比較的大きめの久しぶりの静物作品(B2サイズ)を描く前にエスキース(四つ切)を描いてウォーミングアップと完成イメージの確認を行ってみた。    風景よりは慎重に鉛筆下描きをしてみた。   ファーストウォッシュはそれぞれの明るいところの色を置いてみる。実はここまでは昨年末に描いてあったが放置していた。(笑)    画面全体のバランスを考慮しなが暗部・細部を進める。...

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『平成最後』??? - ”The end of the Heisei Period"??? -

今年、4月2日(火)から塾生のための教室展 “第11回 横浜画塾展”、4月18日(木)から私の個展が始まる。 天皇譲位が決まり、2019年5月1日から新元号となるということで、画塾展も個展もギリギリのタイミングなので、一瞬 “平成最後の~” というサブタイトルにしようかとも考えた。 しかし、ちょっと冷静に考えると、年が明けた途端に世の中は“平成最後”というキャッチフレーズが飛び交うに違いない。...

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