デモンストレーションデー - Demonstration Day -
毎週水曜日(午後)は、横浜画塾のデモンストレーション・デー。 今日のテーマは、一点集中、疎密の対比を活かして緑に囲まれた洋館を描こう! テクニックは、ネガティヴペインティングなど。 ロケ地は、札幌の北海道大学植物園博物館です。 下描きはいつも通り最少限度。構図と塗り残しの確認です。 ファーストウォッシュは、空、木などの明るいところ。...
View Article京都でワークショップ - Workshop in Kyoto -
週末3日間、京都、梅田、神戸の3都市でワークショップを敢行中!金曜日の朝、京都に向けて出発!まずは京都で二講座。一つ目のテーマは、『空気の可視化』イタリアの山岳地帯ドロミテの靄に包まれた山々を描きます。遠景から近景への大きなグラデーションを絵の具と水をたっぷり使って流しながら入れておきます。乾いたら一番遠くの山から残雪を塗り残しながら前へ…...
View Article梅田でワークショップ - Workshop in Osaka -
週末3日間、京都、梅田、神戸の3都市でワークショップを敢行中!今日は梅田に移動して2講座を実施!拙著『ウォッシュから始める水彩風景』の中から『空気の可視化』をテーマに、“空気遠近法”のコツを体感していただきます。...
View Article神戸でワークショップ - Workshop in Kobe -
週末3日間、京都、梅田、神戸の3都市でワークショップを敢行! 最終日は神戸で1講座を実施! 拙著『ウォッシュから始める水彩風景』の中から『光の道』をテーマに光の効果と演出を習得していただきます。 ロケ地はイタリア・ベネチアの運河。ビルの合間に射し込む“光の道”を意識して絵作りをしていきましょう! 梅田が終わり、その足でJR新快速で神戸に向かいました。...
View Article広尾アートアカデミーWS - Workshop in Tokyo -
広尾アートアカデミーでワークショップを行いました。 まず、第1のテーマとして、スペイン・カダケスの雨あがりの街角をモチーフに、拙著『ウォッシュから始める風景水彩画 - 劇的に絵が変わる7つの方法 -』 より、“一点集中”にスポットを当て、デモンストレーションと実技演習を行いました。 バルール、パースの話の後、ファーストウォッシュ。 道路の映り込みをスプレー(霧吹き)を使って表します。...
View Articleスペイン帰国展、開催中 - -
本日8月30日から、京橋ギャラリーび~たで 『笠井一男と 美しきカタルーニャを描く 帰国展』 が始まりました。 1F・B1F、約70点の作品の展示が終わりました。 私が言うのもなんですが、みなさんの気合が伝わってくる素晴らしい作品群! ぜひ、ご高覧ください! 来年のツアーはただいま熟考中です。 決まり次第ここでお知らせします。 8月30日(水)~9月5日(火)京橋...
View Articleロケハン 30 - Location Hunting 30 -
以前から候補に挙がりながら、つい後回しになっていたクロアチア、ボスニア=ヘルツェゴビナ…。クロアチア、ボスニア=ヘルツェゴビナと言っても、行ったことのない私にしてみれば、クロアチアは敬愛する水彩画家の Z 氏の生まれ故郷であったり、ボスニア=ヘルツェゴビナは内戦の記憶とサッカーの名監督オシム氏の故郷という程度の知識しかありませんでした。...
View Article透明水彩画の常識⁈《改訂・再掲》- Common sense of watercolor? -
透明水彩絵の具で水彩画を描く時は、 ★鉛筆でしっかり下描きをする ⇔ 参照 1★薄い色からだんだん濃くしていく ⇔ 参照 2★絵を始めるならデッサンから ⇔ 参照 3 ★主役は描き込み、脇役はざっくり ⇔ 参照 4★奥は暗く、遠くは薄く ⇔ 参照 5★描きこめば前に出る ⇔ 参照 6★暗くすれば陰(影)になる ⇔ 参照 7★固有色+グレーで陰(影)を描く ⇔ 参照...
View Article紙の上で動く絵の具《改訂・再掲》 -The pigment moves on paper -
透明水彩画の魅力は色々ありますが、水と絵の具が紙の上で動いて自分の力(腕前)以上の効果を生み出してくれる点は特筆すべき特徴だと思います。 以前も書きましたが、ある面積を塗るにあたり、塗り終わったら無くなっているような量では少な過ぎるのです。(下記【関連記事】参照) “水(と絵の具)に仕事をしてもらう” ということは、水 (と絵の具)が描き手の意思とはシンクロしない (思い通りにならない)...
View Article横浜・町田は若干空きあり! - My Schedule -
10月以降の講座、展覧会等の状況に動きが出てきましたのでアップしておきます。 ■カタルーニャ 帰国展 開催中!8月30日(水)~9月5日(火) 京橋 ギャラリーび~た (1F・B1F) ■第10回 横浜画塾展(教室展)9月26日(火)~10月2日(月) 横浜市民ギャラリーあざみ野 ( 1F/2F )全塾生の一年半の成果の集大成を、250点超の作品でご高覧いただきます。...
View Article明るいところは“薄く”塗る?《改訂・再掲》 - Bright place is thin? -
明るいところは水を多めにして薄くすればいいのでしょうか? もしも明るいところを全て“薄い色”で描いたら、いわゆる写真の“ハイキ―”と言われる状態になると思われます。 これはこれでおもしろい効果なんですが、いつも、どんな絵もこれでは面白くないですよね。 深紅の薔薇の明るいところは真赤にすべきだと以前ブログも書きましたので、お忘れの方はもう一度こちらを読んでみてください。...
View Articleデモンストレーションデー - Demonstration day -
毎週水曜日(午後)は、横浜画塾のデモンストレーション・デー。 今日のテーマは、一点集中、疎密の対比を活かして中華街の路地を描こう!...
View Article筆数について思うこと《改訂・再掲》
水彩画は、描きすぎないことが肝心とよく言われます。私もまったく同感です。 時間をかけてじっくり描くことを否定するつもりはありません。時間と筆数は必ずしもパラレルではないので。 また、筆数が多くても深くてすばらしい絵もあります。これは、体質というか持って生まれた資質によるところも大きいかもしれませんが、確実にそういう絵はあります。念のため。 では、“描きすぎ”とはどういう状態を言うのか…...
View Article9・11 から16年 - 16 years since 9 · 11 -
9・11から今日で16年。思った通り、あれから世界は確実に不吉な方向に舵を切りました。 私は1955年生まれ、現在62歳。 会社にいたら、もうとうに定年という年齢ですね。 ファッションディベロッパー パルコを辞め、横浜画塾を始めたのは今からちょうど15年前。 2001年9月11日。 あの夜、テレビニュースの実況映像で見ていた私は、『これは世界が大変なことになる』...
View Article答えがないから面白い!《改訂・再掲》- No correct answer -
※この記事は、2011年12月2日の記事の改訂版です。 先日の講習の中で、 『どこまで描けばいいんでしょう。』 『どこで止めればいいんでしょう。』 という質問が、ほぼ同時にありました。 どちらも表裏一体の、同じ悩みだと思います。 私は、『止め時の決定も個性のうち。』とだけ答えました。...
View Articleデモンストレーション・デー - Demonstration Day -
毎週水曜日(午後)は、横浜画塾のデモンストレーション・デー。 今日のテーマは、ネガティブ・ペインティングを活かして夜のカフェを描こう! テクニックは、ファーストウォッシュ(下地)、ネガティヴペインティングなど。 ロケ地は、スペイン、ジローナの回廊のカフェ。 簡単な下描きの後、照明の色からウォッシュ。 暗い壁の色で塗り残して回廊とカフェの明かりを浮き上がらせます。...
View Articleスケッチ・デー - Sketch Day -
毎週木曜日の総合コースでは、月に一度、第一木曜日にスケッチに出かけます。 先週は、日比谷公園の噴水を目当てに、雨の予報ながら決行したものの集合時間の11時ごろからパラパラ…。 ほかのグループは、傘を差しながらスケッチしていました!うちは(というか、わたしは…)根性がないので、気が乗りません…。('Д') 結局、皆さんと相談して来週もう一度チャレンジすることになりました。...
View Article大切な企み《改訂・再掲》- Importance of plot -
企、謀、略、策、詐、欺・・・ あまりいいイメージのない漢字ですね。 実生活でこういう言葉が出るときは大概ネガティブな話題が多いので、関わりになりたくないですね。 でも、フィールドを水彩画(表現行為全般にも言えますが)に限ってみると、とても重要なキーワードになったりします。 以前も“ただ見て描けばいいってもんじゃない”という記事を書きました。...
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